今さら聞けない!日本のe-スポーツ元年がこんなにも遅れたわけとは?!

2020年01月11日SUNNY

今大注目のe-スポーツ

世界では何年も前から大きな盛り上がりを見せていたのにも関わらず、日本のe-スポーツ元年は2018年となってしまったのは何故なのでしょうか。そして、日本のe-スポーツ界の未来とはどのようなものなのでしょうか。

オリエンタルラジオの中田敦彦ことあっちゃんが、徹底解説してくれます!

法律的な弊害がある!

なんと、e-スポーツが日本で取り上げるのが遅くなった一つ目の原因は法律なんだとか…!しかも、一つの法律ではなく、三つもの法律が弊害となっているんです!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=xaTf54MOfXM

1:景品表示法

ゲームの販売元であれば、ゲームのプロモーションのためにも大会を開きたいと思うもの。しかし、商品やサービスを売るために景品を出したり、賞金を出すのは度を超えてしまうと景品表示法に引っかかってしまうんです。

では、制限はどれほどのものなのでしょうか?

5,000円未満の商品であれば、20倍まで。1,000円の商品を販売するには、賞金は20,000万円までしか出せないということです。5,000円以上の商品になると、一律10万円までと決められています。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=xaTf54MOfXM

景品表示法があるまでは、商品が大きくなればなるほど賞金を増やすことができないのです。海外では32億円なのに対して、日本では10万円しか出せないとなると、盛り上がりづらいですよね。

さらに、海外の大会でも、「日本だから、日本人だから」という理由で、優勝しても賞金を景品表示法の限度額までしかもらえないなんてこともあるそうです。「日本人が優勝した際には、満額支払われない可能性があります」と炎上したことも。

2:賭博罪

販売元が大会を開催できないのであれば、ゲームのファンで集まって景品を出すなんてこともありえますよね。参加者から参加費を募って賞金に当てれば、盛り上がること間違いなし!

しかし、これをしてしまうと賭博罪になってしまうんです!

賭博罪には参加費を賞金に当ててはならないと表記されています。そのため、みんなで賞金を持ち寄ることは法律上禁止されているため、個人で大会を開いて賞金を出すことも許されていません。

3:風俗営業法

販売元もだめ、個人もダメなのであれば、ゲームセンターがイベントとしてやればいいのではないかとも思いますが、これをしては風俗営業法に引っかかってしまいます。ゲームセンターがイベントを開催する際には、商品や賞金を出すことは禁止されています。

報酬としてならOK

権利者も、ファンも、店もだめ。そこで動いたのは日本e-スポーツ連合です。

日本e-スポーツ連合がプロライセンスを発行し、プロとして活動するとなると賞金ではなく報酬となります。報酬となれば、大会自体は販売促進活動でも、賭博でも、商売繁盛の目的ではなく仕事としてとなるため、賞金を出すことが許されるのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=xaTf54MOfXM

しかし、プロライセンスが発行されるゲームのタイトルは現在11タイトルのみ。そのため、11このゲームにのみプロライセンスが発行され、そのほかのゲームにはプロライセンスの発行ができないというわけです。

さらに、発売から申請を出し、審査の結果次第でプロライセンスが発行されるため、発売からプロライセンス発行までに時間がかかりすぎてしまうため、発売からすぐに大会をして盛り上げることができないのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=AO-OqIbPpc0

また、ゲームによってプロの基準が大幅に変わってしまいますよね。ぷよぷよのプロとモンストのプロでは、基準がまった違ってしまいます。日本e-スポーツ連合によると各タイトルの大会で優秀な成績を納めた方をプロとするといっています。しかし、大会の規模感どれくらいの成績ならというのは決まってないそうです。

イベント興行ならOK

モンストグランプリ2016ではなんと優勝賞金2,000万円が出たそうです!

このモンストグランプではなぜ賞金が許されたのでしょうか?それは、イベント興行としてお客さんを集め見せる大会、つまり舞台のようなショービジネスとして優勝者に出演料としてお金を支払うのであれば、法律的には問題がないそうです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=AO-OqIbPpc0

しかし、今では何がOKで何がダメなのか境界線がはっきりしていないため、ここの統一は必須でしょう。

コンテンツに弊害がある!

さらには、コンテンツ内容にも弊害があります。海外で主流なのはPCゲームなのに対して、日本で主流なのはコンソールマシンゲームです。コンソールマシンとはPlayStation、ファミコン、DSのようなゲーム機のことです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=AO-OqIbPpc0

日本で流行っているゲームはPCとの互換性のないものばかりです。そのため、海外と日本で一緒にプレイできるゲームが少ないことが問題の一つ。

フォートナイトというゲームでのみハードに関わらずプレイできるクロスプレイを実施したところ、反響は抜群!一度できるということは、ほかのゲームでも可能なのではないかというファンの期待が逆に高まってしまったそうです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=AO-OqIbPpc0

e-スポーツがこれだけ来ると言われているので、クロスプレイ対応を進めるべきだという方もいます。しかし、それでは長い月日をかけて開発したゲーム機が売れなくなってしまうため、ゲーム会社的にはそれを避けるべく悩まされているというわけです。

さらには、ゲームを告知するためにゲームだけを売るだけではなく、コンテンツを作成して告知をしなければいけなくなるのです。すると、今まではプラットホームであった企業がコンテンツメーカーになってしまうためここも悩みどころ。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=AO-OqIbPpc0

様々な弊害がある…!

日本でe-スポーツが注目されはじめて一年が経ちました。日本の企業もこの波に乗るべく動き始めています。しかし、まだまだ弊害も多く海外で流行っているほど注目される日はまだまだ遠いのではないでしょう。

自分がプレイするかしないかは関係なく、e-スポーツについては知っておくべきでしょう。

SUNNY
WriterSUNNY
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