すぴ豊です。10月に入りました。日本でもすっかり定着したハロウィンの季節です!昨年、アナ雪のかっこうをしている女の子が多かったですが、今年は、年末に映画公開が控えているので“スター・ウォーズ” 系の仮装(コスプレ)をする方も多いと思います。
一方アメコミのかっこうをする人も増えています。
大島優子さんが「アベンジャーズ:エイジ オブ ウルトロン」のコスプレ姿をお披露目して話題になったり、アイアンマンとかも見かけるようになりましたから。
そして今年はバットマンも増えるでしょう!なんといっても来年「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」がいよいよ封切られるわけですから、バットマン人気もいつになく盛り上がっているのです!!
ちなみに今回主役のバットマンとスーパーマン、最近デビュー75周年を迎えたそうですよ!
今日はこの作品を2回にわたってとりあげましょう。
スーパーマンとバットマンが共演!?

ある人から、「バットマン VS スーパーマン:ジャスティスの誕生」というタイトルを聞いて、そもそもなぜ2人が戦うのか?という最もな質問をいただきました。
それ以前に、なぜこの2人が共演できるのか?と。
アメコミは、原則出版社がキャラの権利を持っており、スーパーヒーロー物の場合、同じ世界観の中でのお話ということになっています。だから共演させることが出来るのです。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーは、マーベル・コミックに所属するヒーローであり(かつ映画製作会社も同じなので)「アベンジャーズ」が可能になるわけですね。
さて、マーベルに対してDCコミックスというアメコミの最強のブランドがあって、ここにスーパーマン、バットマンが属しており、彼らは共演出来るわけです。(このあたりは前回のコラムをご参照ください)

意外なのは、コミックの方でバットマンとスーパーマンが共演するエピソードは多いのですが、実写映画でこの2人の共演は今回が初めてとなります。
もっとも「バットマン&ロビン:Mr.フリーズの逆襲」という映画の中で、ぶーすかぶーすか言うロビンに対し、バットマンが「やれやれスーパーマンが一人でいる理由がわかった」みたいなセリフを言うシーンがあったし、また映画「スーパーマン・リターンズ」では、ニュースの中で“ゴッサム”(バットマンのホームタウン)の名前が出てきたり、していたのですが。
そして「マン オブ スティール」の中で、バットマンことブルース・ウェインの会社であるウェイン・エンタープライズのロゴや、バットマンの存在を匂わせる落書き(これいまだに僕は目視で確認できず)がちりばめられており、映画「マン オブ スティール」で描かれた世界に、バットマンは存在していると示唆されていました。
今回の「バットマン VS スーパーマン:ジャスティスの誕生」は、事実上の「マン オブ スティール」の続編でもあり、だからここにバットマンが登場するわけです。
なおウィル・スミス出演のサバイバルSF映画「アイ アム レジェンド」では、無人の街となった近未来のNYが出てきますが、その街並みに“スーパーマンとバットマンの共演した映画が公開された”ことを匂わせる看板が出てきます。(これは、まあお遊びなんですが)