ヤクルト飲んでアントマンになろう!?奥深い映画のプロダクト・プレイスメント!

2015年09月25日杉山すぴ豊

しかし、この「アベンジャーズ」の中で最もすごいプロダクト・プレイスメントは(僕的に007×SEIKOを超えるタイアップだと思いました!)コラントッテです

「アベンジャーズ」でトニー・スタークがコラントッテを着用するシーン。
「アベンジャーズ」でトニー・スタークがコラントッテを着用するシーン。

コラントッテはスポーツ・アスリートの石川遼選手などが愛用しているブレスレット型の磁気健康ギアですが、「アベンジャーズ」では主人公トニー・スタークが使用しており、アイアンマン マークⅦを空中装着するための装置になっています!!!

劇中、襲撃の巻き添えに遭うコラントッテ販売店。社長一家(右側)もエキストラ出演(笑)
劇中、襲撃の巻き添えに遭うコラントッテ販売店。社長一家(右側)もエキストラ出演(笑)

劇中、NYの街が襲われるシーンにこのコラントッテのお店が映るのですが、その店の前で逃げ惑う日本人の方々はコラントッテ社の社長さんのご家族だったとか!

僕は、この「アベンジャーズ」×コラントッテを観たときに、かつての007的な、プロダクト・プレイスメントの場となる映画の役割を、いまのスーパーヒーロー映画が担っているなあと思いました。
スター・ウォーズの世界に地球の日用品を出すことは出来ないけれど、僕らの日常の延長の世界で大冒険をするスーパーヒーロー物なら、広告の場としても使えそうですね(笑)

ただし、全ての映画がプロダクト・プレイスメントに応じるかというとそうではないようで、例えばスパイダーマンの映画が大ヒットしていた時に多くの自動車メーカーがプロダクト・プレイスメントを望んだらしいのですが、サム・ライミ監督は「スパイダーマンは移動するのに車は必要ない」「貧乏学生のピーターが、こんなに高い車を買えるハズがない」と断ったそうです(笑)

ヤクルト×アントマンのプロダクト・プレイスメントシーンはここだ!

最後に、ヤクルト×アントマンに話を戻しましょう。ヤクルトのプロダクト・プレイスメントシーンは本編の35分頃だそうです!

「アントマン」劇中のヤクルト登場シーンはココ!
「アントマン」劇中のヤクルト登場シーンはココ!

プロダクト・プレイスメントシーンについて ※本編35分ごろ

(1)留置所に入れられている主人公のスコット・ラング(ポール・ラッド)のもとに、アリ達がアントマン・スーツを運んできます。スコットはこのスーツを着用するかどうか悩んでいます。その時警察官のゲイルが「ヤクルト」を飲みながらスコットがいる留置所の前を通りかかります。

(2)ゲイルがスコットのいるはずの留置所を確認したとき彼の足が止まり、スコットが檻の中にいないことに気づきます。ゲイルはショックで飲んでいた「ヤクルト」のボトルを落とします。その横を 1.5cm の大きさになっている“アントマン”となったスコットが通り抜けます。

引用元:ヤクルト公式リリース

僕が感心したのは、ヤクルトのサイズとアントマンのサイズがちょうどいい塩梅なこと。アントマン自身が小さいし、ヤクルトも500mlペットが多い中、小柄の飲料ですよね。愛らしいヤクルトの容器よりさらに小さいアントマンという絵を見せることで、アントマンの可愛さも強調されています。

そしてヤクルト独特のパッケージが未来SFっぽくて(ヤクルトの空き容器って、小さいころロケットとかロボットの工作作る時、マル必だったでしょう?(笑))こういうところもアントマン映画との相性がいい気がしますね。

これから映画館に行く人は、ヤクルトの登場シーンにも注目ですよ!

image by ヤクルト公式リリース , YouTube , YouTube

杉山すぴ豊
Writer杉山すぴ豊
アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画についての啓蒙活動を雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・WEB・イベントにて行う。幼少のころ歌舞伎座の舞台に立ち 映画「劇場版サラリーマンNEO(笑)」にも出演。「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」のタイトル考案者です。エマ・ストーン嬢に「あなた日本のスパイダーマンね」と言われ「バイオハザード:アポカリプス」のジル役のシエンナ・ギロリー様に「あなたがゾンビだったら私は助けてあげる」と言われたことが自慢(笑)