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アメリカの映画を観ると、アメフト部を頂点としたスクールカーストがよく描かれています。アメリカの一般的な高校には、本当にスクールカーストが存在するのでしょうか?実際にアメリカの高校に通ったことがあるYouTuberが、スクールカーストの実情を教えてくれています!

アメリカの映画によく登場する、スクールカースト

アメリカの高校が舞台の映画を観ていると、必ずと言っていいほど登場するのがスクールカーストという概念です。

スクールカーストとは、簡単に言うと学校における階級制度のこと。所属クラブや趣味などでコミュニティが明確に分けられていて、そこには残酷なまでの上下関係が存在しています。

スクールカーストの頂点に君臨しているのが「ジョック」。アメフト部など、影響力のある体育会系クラブに属している男子生徒がこれに該当します。そのなかでも、キャプテンは「トップ・オブ・トップ」な存在です。

女子生徒のトップは「クイーン・ビー」。チアダンス部や演劇部など目立つクラブのリーダーをしていて、イケてる「ジョック」とお付き合いしていることが多いです。映画やドラマだと、非の打ち所がないブロンドの美人として描かれていますよね。

その対極にいるのが「ナード」と呼ばれる生徒たちです。スクールカーストの下位に位置していて、ガリ勉の「ブレイン」、オタク趣味を持った「ギーク」、ゴシック系の音楽や服装を好む「ゴス」などが含まれています。

学校では負け組だと馬鹿にされますが、卒業後には大成功する人も多いのが特徴なのだとか。事実、マイクロソフトを創業したビル・ゲイツさんも学生時代には「ギーク」だったと自身で語っています。

日本の学校にはここまでわかりやすいピラミッドはないので、少しリアリティが薄いですが……。アメリカの高校には、映画のようなスクールカーストが本当に存在するのでしょうか

YouTuberが語る!スクールカーストって本当にあるの?

アメリカの学校に通っていた経験があるYouTuberが、スクールカーストについて教えてくれています

アメリカのスクールカーストを説明する

アメリカで生まれ育った井上ジョーさんによると、やはり「ジョック」や「ギーク」などの区分は存在するとのこと。

井上ジョーさん

出典:https://www.youtube.com/watch?v=yuu4oT3ZzQs

アメフト部が最上位なのは前出の通りですが……。同じくらいのカーストのコミュニティとして、サーフィン部やスケーターキッズなども存在しているそうです。

井上ジョーさんの高校では、「ゴス」はスクールカーストの外に存在していたんだとか。そのため、虐げられていた「ナード」の生徒が反骨精神で「ゴス」に生まれ変わる……ということもあったらしいです。

確かに、アメリカ出身のゴシック系バンドマンは過去に「ナード」だったと明かしている人が多いイメージがあります。

井上ジョーさんが思うスクールカーストの最下層は、英語がわからない留学生。母国語ばかり話しているとなかなか馴染めないようです。留学に行く日本人の立場からすると、ちょっとドキドキしてしまいますね

アメリカの高校生はどんな感じ?

九州でアメリカ人タレントとして活動しているYouTuber、ボビー・ジュードさん。アメリカの高校に通っていたときは、スクールカーストのちょうど中間くらいの位置にいたんだそうです。

ボビー・ジュードさん

出典:https://www.youtube.com/watch?v=DebrwPjWWIY

20万再生された動画のなかで、ボビー・ジュードさんは「スクールカーストはあるが、ドラマで描写されるほどひどくはない」と語っています。映画やドラマはフィクションなので、どうしても誇張した設定にはなってしまいますよね。

そもそもスクールカーストという言葉は和製英語で、アメリカではもう少し柔らかく「クリーク(仲間、派閥)」と表現されるんだとか。

ニューヨークの高校はアメリカの映画に出てくるような学校とは全然違う

なかには、スクールカースト最上位になるはずのアメフト部やチアダンス部がない高校もあるようです。

リクトさん

出典:https://www.youtube.com/watch?v=37d8jqm-G00

YouTubeチャンネル「RapToLearn」のリクトさんが通っていた高校は、ニューヨークのウォール街近くのビルのなかに入っていたそう。校庭はおろか体育館もなく、スポーツが盛んではなかったのでアメフト部も作られなかったというわけです。

アメリカは広い国なので、学校がある地域によって事情が大きく変わってくるんですね。

結論:スクールカーストは存在する(しかし、程度は学校による)

アメリカの高校には確かにスクールカーストが存在するが、学校がある地域によってその程度は違う、というのが事実だったようです。「映画やドラマで観るほどひどくはない」という言葉も聞くことができて、少しだけほっとしました……。

前述した通り、学校で「ギーク」だったビル・ゲイツさんは、コンピュータの開発にとことん没頭することで成功を収めました

高校で上手くいかなかったからといって、その先の人生が決まってしまうわけではありません。スクールカーストなど気にせずに、自分が好きなことに打ち込むことが人生を豊かにする秘訣なのかもしれませんね。