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すぴ豊です。
今回は11月17日に公開される「GODZILLA 怪獣惑星」にちなんでゴジラネタをご紹介。本作はゴジラをアニメーションで描いた作品です。

特撮怪獣映画のゴジラがアニメに!

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』特報1

「GODZILLA 怪獣惑星」は日本では劇場公開、海外ではNetflixで配信されるグローバルなコンテンツ。実は「ゴジラ」自体が、ハリウッドでリメイクされるなど元々海外で人気のあるコンテンツなんです。元祖COOL JAPANと言ってもいいでしょう。

Godzilla Sneakers Commercial

ちなみに、ゴジラを起用したこんな海外CMもあります。

Nike Commercial ‘Godzilla vs Charles Barkley”

またとても有名ですが、NIKEのCMなどもあります。しかしながら、怪獣映画自体は海外でも沢山あるのに、なぜ日本発のゴジラがこれだけの人気を博したのでしょうか?

いろいろな説があるのですが、文字どおり「怪獣が主役」の作品というのは、ゴジラ以外には実はあまりなかったかもしれません。まず海外の怪獣映画は、キングコングのように既知の生物が巨大化したとか、ジュラシックパークのように恐竜という場合が多いのです。

そんな巨大生物のバリエーションの中でも、ゴジラは文字通り既存の生物とは異なる「怪獣」なのですね。口から放射能熱線を吐くなんて描写は、海外の怪獣映画ではほとんどないです。ドラゴンは火を吐きますが、あれはどちらか言うと怪獣映画ではなくファンタジー映画ですから。

また多くの海外の怪獣映画は、主人公の冒険の敵として、やられ役として怪物が出てくるみたいなパターンが多い。一方でゴジラ・シリーズは「ゴジラ対XXXX」みたいにゴジラを悪の怪獣と戦う救世主として描いていたりと、スーパーヒーロー的な扱いなのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?&v=pYwAbBI0r5o

要はゴジラは、ズバ抜けてキャラが立っていたんですね。ドラキュラとかフランケンシュタインの怪物とか、そっちに近い。つまり「スーパーキャラクター」なのです。だからアベンジャーズスパイダーマンの、マーベル・コミックでアメコミ化されたことがあります。

僕の持っているコミックでは、ゴジラがNYにやってくるのでアベンジャーズが迎え撃つというすごいお話でした。そしてゴジラは、アメリカで2度アニメ番組化されています。

GODZILLA Cartoon Intro

1度目は「チキチキマシン猛レース」で有名なハンナ・バーベラが70年代の終わりにTVアニメ化したもの。

Godzilla: The Series (Opening)

そして2つ目は1998年に最初のハリウッド・ゴジラが作られたときに、それと連動したTVアニメが作られました。どっちもゴジラが悪の怪獣と戦う的なヒーロー物です。

「GODZILLA 怪獣惑星」のゴジラは人類の敵!

さてそこで、今回の「GODZILLA 怪獣惑星」ですが、ゴジラがヒーローではなくスーパーヴィラン(悪役)として描かれているかなりハードな作品です。ギャグも萌えもないアニメ。ひたすらストイックに追い詰められた人類とゴジラが戦います。

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』本予告

僕は個人的には、映画としては「シン・ゴジラ」も好きですが、ゴジラをヒーローとして描いた2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」のファンでもあります。

GODZILLA 怪獣惑星

出典:https://www.youtube.com/watch?v=pYwAbBI0r5o

今回アニメということもあり、このヒーローゴジラ路線を予想していたのですが…「GODZILLA 怪獣惑星」のゴジラは、本当に非情な王者でした。ハードSFです!

Bambi Meets Godzilla Original (1969)

それでは最後にゴジラの非情さを描いた、名作自主アニメを紹介しましょう。「バンビ、ゴジラに会う」という作品です。

オチにぶっとびますよ!(笑)

トップ画像出典https://www.youtube.com/watch?v=pYwAbBI0r5o
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杉山すぴ豊
アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画についての啓蒙活動を雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・WEB・イベントにて行う。幼少のころ歌舞伎座の舞台に立ち 映画「劇場版サラリーマンNEO(笑)」にも出演。「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」のタイトル考案者です。エマ・ストーン嬢に「あなた日本のスパイダーマンね」と言われ「バイオハザード:アポカリプス」のジル役のシエンナ・ギロリー様に「あなたがゾンビだったら私は助けてあげる」と言われたことが自慢(笑)