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人気歌い手Eveさんの才能は歌唱だけに止まらず、ボカロPとしての実力もピカイチ。先日投稿された新曲「あの娘シークレット」も投稿からすぐに殿堂入りを果たし、歌ってみたも絶賛流行中です。ここでは曲とその解釈、そしておすすめの歌ってみたを紹介します。

MVが可愛すぎる「あの娘シークレット」

Eveさんの新曲「あの娘シークレット」が、現在ニコニコ動画界隈で話題になっています。他の歌い手もこぞって同曲の歌ってみたを投稿しており、中には超がつく人気歌い手の名前もチラホラと。ここでは曲の魅力とともに、その解釈やおすすめの歌ってみたを紹介します。

あの娘シークレット / 初音ミク

2017年7月13日に投稿された「あの娘シークレット」は、投稿から10日後の7月23日には10万再生を超え、現在で約15万回再生されています。2,400を超えるコメントが寄せられ、マイリスト登録数は7,000近くに上ります。

5月19日に投稿され、すでに60万回を超えている前作「ナンセンス文学」もハイクオリティでしたが、「あの娘シークレット」は前作とは打って変わって明るく可愛い雰囲気の楽曲とMVが魅力となっています。

MVのクマの名は「クマタロー」。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm31562175

MVには頭をかかえるほど可愛いクマのキャラが登場するのですが、YouTubeでのEveさんのコメントによれば名前は「クマタロー」というそうです。このキャラが可愛すぎて、筆者は1回目の視聴では全く曲が耳に入ってきませんでした(笑)でかいぬいぐるみにして部屋に飾りたい!

MECHA-UDE|Promotion Video Long ver.

多くのリスナーをとりこにしたMVを作ったのは、「メカウデ -MECHANICAL ARMS-」という自主制作アニメプロジェクトも立ち上げているアニメーター、イラストレーターであるOkamotoさん。こちらの動画はそのPVです。

めちゃくちゃ面白そうなOkamotoさんの自主制作アニメ。

出典:https://youtu.be/raHw1BxNo68

ものすごく面白そうなうえに、作画の完成度も尋常ではありません。「あの娘シークレット」のMVの仕上がりも、これを見れば納得です。そしてOkamotoさんの性別は女性。クマタローのデザインがあそこまで愛くるしいものになるのも、これまた納得です。

あの娘シークレット – Eve MV

こちらはEveさん本人がカバーした「あの娘シークレット」です。2017年7月15日に投稿されて、現在63万回以上再生され、1.8万以上の高評価がついています。Eveさんらしいフラットなボーカルに中毒性があり、2分3秒のセリフは何度聴いても「うぃ〜」と変なテンションになる魅力があります。

ミクちゃんバージョンの投稿からわずか2日で投稿されたセルフカバーは、見事リスナーの心をわしづかみに。さすがは作者本人ですね!

「人魚姫」ともリンク?「あの娘シークレット」の物語

YouTubeの動画にEveさん自らつけたコメントには「映像と音楽と一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです」と記されています。つまりは音楽だけ、映像だけで物語が終わるのではなく、2つがリンクして初めて意味を成すということです。以下ではこれを踏まえたうえで、この曲の意味を解説してみましょう。

クマタローとの友情。

出典:https://youtu.be/sgdPlDG1-8k

筆者は始め、この曲を「友情の物語」として読みました。クマタロー=先輩は街中で彼女に話しかけようとする主人公を応援したり、話しかけられずに落ち込む主人公を励ましたりします。結局彼女の好きな人が先輩で、いっとき2人の友情は失われたかのように思えます。

川の底から「先輩」を救い出す主人公。

出典:https://youtu.be/sgdPlDG1-8k

しかし何があったのか、彼女は先輩=クマタローを川に投げ捨てます。そして彼女は隣にいる主人公に微笑みかけようとするのです。もし主人公が彼女との未来を選ぶのであれば、その微笑みに答えればよかった。ところが主人公は川に飛び込み、先輩=クマタローを救い出します。

主人公は恋ではなく、友情を選んだ。筆者は切ないけど、胸が温かくなる、そんな物語として「あの娘シークレット」を読んだのです。

「声が出ずに」彼女に話しかけられなかった主人公。

出典:https://youtu.be/sgdPlDG1-8k

あるいは、この曲を「人魚姫」のオマージュとして読む人もいます。人魚姫は薬で人の姿になりますが、それと引き換えに美しい声を失います。結果、王子に声をかけられても話すことさえできません。これは街中で彼女を見つけても話しかけられなかった主人公と重なります。

主人公は3度泡になって、はじけてしまう。

出典:https://youtu.be/sgdPlDG1-8k

また人魚姫は、物語の最後で泡になって消えてしまいます。「あの娘シークレット」の主人公も、曲中で3度も泡になってはじけています。このことからも、この曲が「人魚姫」を下敷きにしているといえそうだというわけです。

歌詞やMVの意味が実際にどういうものなのかはわかりませんが、こうして色々な解釈をして妄想をするのは楽しいですね。みなさんも自分なりの解釈に、想いをはせてみてください。

おすすめの「あの娘シークレット」歌ってみた5選

Eveさんの「あの娘シークレット」への理解を深めたところで、ニコニコ動画に投稿されているこの曲の歌ってみたの中から、おすすめの5本の動画を紹介します。正統派からロック調、R&B調など様々な「あの娘シークレット」が聴けますよ!

【爽快に】あの娘シークレット 歌ってみた ver.Sou

1本目は爽やかな歌声が魅力の人気歌い手Souさんの歌ってみた。2017年7月19日に投稿されたこちらの動画は、早くも再生回数が本家越えを果たして20万回近く再生されています。MVの淡い色調とSouさんの歌声が絶妙にマッチしたカバーに仕上がっています。

「中毒性」という言葉がぴったりのEveさんバージョンに対して、Souさんのバージョンは「癒し」という言葉がしっくりきます。イヤホンで聴くと脳みそがほわほわしますよ。

☪『あの娘シークレット』を 歌ってみた。by天月

2本目は2017年7月20日に投稿されて、現在11万回以上再生されている天月さんの歌ってみたです。「あ”ぁ^~心がステップするんじゃ^~」という茶目っ気のある主コメとは打って変わって、パワフルな歌唱力を生かしたオンリーワンの歌ってみたとなっています。

ラスサビの力強さは天月さんの真骨頂という感じで、まさに鳥肌もの。ただEveさんがリスナーを狂乱させた2分3秒のセリフでは、天月さんのカワボも炸裂しています。必聴歌ってみたのひとつといえるでしょう。

【しゃけみー】あの娘シークレット 【歌ってみた。】

3本目は「効果音全部俺」シリーズで人気の歌い手、しゃけみーさんの歌ってみたです。2017年7月18日に投稿されたこちらの動画は、現在約6万回再生されています。これまで紹介したどの歌ってみたとも違う、ロック寄りのアレンジを加えたカバーとなっています。

ここまで紹介した歌ってみたが「可愛い系」だとすれば、しゃけみーさんの歌ってみたは「かっこいい系」です。こういう風にも歌える曲なんだなと、Eveさんの楽曲の奥行きに気づかせてくれます。

あの娘シークレット 歌ってみた/WaMi

4本目は2017年の4月に歌い手デビューしたばかりのWaMiさんの歌ってみたです。現在再生回数約2,700回とまだまだ知られていませんが、ボーカルにしろコーラスにしろ、R&B感のあるアレンジが確かな実力を感じさせます。Twitterをのぞいてみるとなんとまだ16歳!もはや伸びしろしかない!

【英語で】あの娘シークレット歌ってみた【木のひこ】

最後に紹介するのは大胆な英語アレンジでロック調に歌い上げた、歌い手木のひこさんの歌ってみたです。ハワイ生まれ・ハワイ育ちの木のひこさんだからこそできるアレンジですね。ただ英語で歌っただけではなくしっかり歌唱力もあるので、一聴の価値がある歌ってみたとなっています。

ちなみに彼女も1999年生まれのティーンネイジャー。10代の伸びしろ半端ないなあ……。

歌い手Eveも「あの娘シークレット」もいいぞ!

【2017年上半期】今流行ってるボカロランキングベスト10!にランクインした「ナンセンス文学」にせよ、新曲「あの娘シークレット」にせよ、Eveさんの才能はボカロ曲においても炸裂しています。

これでバンドもできてアパレルブランドも運営しているんだから、もう訳がわかりません(笑)。

2017年8月2日にはYouTubeチャンネルの登録者数が10万人を突破。乗りに乗るEveさんの活動から、今後も目が離せませんぞ!

トップ画像出典https://youtu.be/sgdPlDG1-8k
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鈴木 直人
フリーのウェブライター。ファッションやサブカル、ビジネス、自己啓発など守備範囲は広い。非リアでぼっちだが、そんな自分をこの上なく愛している。