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2017年も半年が過ぎ、今年も上半期のボカロ人気曲を紹介する時期がやってきました。今回は再生回数に着目してランキング形式で10曲のボカロ曲をお届けしたいと思います。さてみなさんのお気に入りボカロ曲はランクインしているでしょうか?

2017年上半期の「アツいボカロ曲」はどれだ?

ドーラではこれまで2016年上半期下半期でそれぞれ人気ボカロ曲をご紹介してきました。早いもので2017年も半年が過ぎ、今年の上半期人気ボカロ曲を紹介する時期がやってきました。

2017年は人気ボカロPであるorangestarさんn-buna(ナブナ)さん「スターナイトスノウ」が1月6日に投稿され、そこから徐々にヒット作が生まれていきました。

2016年の「ゴーストルール」のようなモンスター級のヒット作は未だ登場していないものの、年内中にミリオンを達成しそうな名曲は今年もたくさん生まれています。

2017年上半期人気ボカロ曲トップ10

以下では2017年6月25日時点で再生回数が多い10曲のボカロ曲をカウントダウン方式で紹介していきます。王道からクセのある楽曲まで、今年のボカロ曲も多種多様です。まだ聴いていない曲があったらぜひチェックしてみてください!

【初音ミク】 イナイイナイ依存症 【オリジナル】

2017年上半期の第10位は1月6日に投稿されて現在約38万回再生されている、かいりきベアさん「イナイイナイ依存症」です。オリジナルは2014年8月22日に投稿されていますが、2017年に投稿されたのは人気ボカロPであるMARETSUさんの編曲によるアレンジ版です。

ピコピコ音とハイビートなドラムが同曲新たな魅力を引き出し、アレンジ版にもかかわらず堂々のトップ10入りです。かいりきベアさんは4月12日に新曲「イヤガール」も投稿しており、すでに殿堂入りを果たしています。

ビースト・ダンス【音街ウナTalk Ex デモ曲】

2017年上半期の第9位は、2017年3月14日に投稿された和田たけあきさん「ビーストダンス」です。現時点で約41万回再生されており、ハーフミリオンを視野に入れ始めています。4月20日に発売された「音街ウナTalk EX」のデモ曲として作られました。

和田たけあきさん流の中毒性バツグンのメロディと言葉のチョイスが、可愛くも心に刺さる1曲に仕上がっています。ウナちゃんの可愛い声に乗って飛んでくるトゲのような言葉に、複雑な気持ちにさせられること請け合いです。

ナンセンス文学 / 初音ミク

2017年上半期の第8位は5月19日に投稿された、主に歌い手として活動するEveさんナンセンス文学です。第8位と言っても「ビーストダンス」との再生回数の差はごくごくわずかなもの。ただマイリスト登録数で「ナンセンス文学」に軍配が上がりました。

ダウナーな曲調、タイトルに違わぬナンセンスな言葉を使って、ナンセンスな現実の世界を笑うという歌詞の世界。まさにEveさんのセンス炸裂な1曲に仕上がっています。ボカロ曲の王道ではありませんが、曲としての完成度は間違いなく一級品です。

【初音ミク】ぼくらはみんな意味不明【オリジナルPV】

2017年上半期の第7位は4月4日に投稿された、ピノキオピーさん「ぼくらはみんな意味不明」です。現在約42万回再生されています。おそらくは2017年上半期ボカロ曲トップ10の中でも、最も変化球な楽曲がこの曲でしょう。

前向きな哲学を「ぼくらはみんな意味不明だから」というメッセージに込め、それを独特のEDM感溢れるメロディに乗せている辺りに、ピノキオピーさんのセンスが前面に出ています。ミクちゃんの声に混ざるピノキオピーさん自身の歌声も良いアクセントになっています。

【鏡音リンの】トラッシュ・アンド・トラッシュ!

2017年上半期の第6位は、1月31日に投稿されて現在約45万回再生されている和田たけあきさんの「トラッシュ・アンド・トラッシュ!」です。和田たけあきさんは「ビーストダンス」に続く2曲目のランクインです。

ライドシンバルの「チンチン」という音と歯切れの良いドラムの音が気持ち良い楽曲です。そしてやはりリンちゃん可愛さと、あらゆるものを「捨てましょねー」とズバズバ切っていく歌詞のギャップが中毒を誘発してきます。

【初音ミク】グラーヴェ【オリジナル曲】

2017年上半期の第5位は、4月4日に投稿されて現在約46万回再生されている「グラーヴェ」です。ボカロPは2010年から活動を続けているnikiさん。この曲はスマホゲームアプリ「#コンパス」のグスタフ・ハイドリヒというキャラのテーマソングとして作られました。

グスタフ・ハイドリヒは破滅的な理想を抱くというキャラですが、そんな彼と曲とのギャップにファンの間でも様々な解釈がなされているようです。それほどこの楽曲には複雑な「含み」があるということです。

6月25日時点VOCALOID前日総合順位が32位になっていることからも、今後まだまだ伸びていくボカロ曲と言えます。

【初音ミク】 スターナイトスノウ 【オリジナル】

2017年上半期の第4位は、1月6日に投稿され現在約55万回再生されている「スターナイトスノウ」です。作者は前述の通りorangestarさんとn-buna(ナブナ)さん。「SNOW MIKU 2017」テーマソングにふさわしい、可愛くてキラキラした楽曲となっています。

「VOCALOID冬曲」タグが付いているものの、季節問わず聴ける本当に素敵な曲です。MVに登場する雪ミクちゃんもバツグンに可愛いので、ぜひ耳でも目でも幸せになってください。

彗星ハネムーン / 初音ミク

2017年上半期の第3位は、4月6日に投稿されたナユタン星人さん「彗星ハネムーン」です。以前ドーラで取り上げた時にはまだ39万回程度だった再生回数も、2ヶ月経った現在では倍近い約74万回となっています。これは年内ミリオンはほぼ確定でしょう。

中国感のある歌詞やメロディと、ナユタン星人さんのオリジナルキャラ「アンドロメダ子」の可愛さが前編に満ち溢れている中毒性の強い楽曲です。つい繰り返し聴きたくなる心地よさも、トップ3ランクインの要因でしょう。

雨とペトラ/flower

2017年上半期の第2位は、3月9日に投稿されたバルーンさん「雨とペトラ」です。現在約89万回再生されており、早くも「2017年ボカロ四天王」のタグまでつけられているほどの人気を誇ります。

バルーンさん一流のおしゃれなロックに、奇才動画師アボガド6さんが担当したMVが合わさることで、独特の世界観が出来上がっています。

ミリオンはもちろん2017年を代表するボカロ曲になることは間違いありません。またこの曲でボカロ「v_flower」の名前を知った人も多いはず。彼女の名前を知らしめた1曲としても、のちのち語り継がれていくことでしょう。その意味では10曲中最も「聴いておくべき1曲」と言えます。

太陽系デスコ / 初音ミク

2017年上半期の栄光の第1位は、ナユタン星人さんの「太陽系デスコ」です。1月20日に投稿されたこの曲は先日ついに再生回数100万回を超え、VOCALOID伝説入りを果たしました。「雨とペトラ」と同じく「2017年ボカロ四天王」タグがつけられています。

コメント欄がめちゃくちゃ盛り上がっている「太陽系デスコ」。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm30469574

「太陽系デスコ」がすごいのは、冒頭から曲が終わるまで聴き手のテンションをとにかく上げまくる構成になっているところです。それがそのままコメントにも現れており、終始激しい盛り上がりを見せています。筆者も聴きながら思わず踊っちゃいました(照)

ナユタン星人さんの代表曲「エイリアンエイリアン」は現在約276万回再生されるほどの超ヒット曲になっていますが、「太陽系デスコ」はこれに負けず劣らずの人気曲に育つ可能性を秘めています。

下半期もボカロ界隈から耳が離せない!

みなさんのお気に入り曲はランクインしていたでしょうか。あるいは新たなお気に入り曲に出会うことはできたでしょうか。トップ10のうち第9位と第6位に和田たけあきさんが、第3位と第1位にナユタン星人さんがランクインしています。この2人のボカロPはとりわけ2017年のトレンドなっていく可能性があります。

今年も、聞いた皆さんがもっともっとボカロが大好きになる曲がどんどん生まれています。下半期もボカロ界隈から耳が離せませんよ!