男性シンガーソングライター・Capesonが美声すぎる!

山をバックに歩くCapesonさん。

出典:https://youtu.be/DQDp1t-gX2o

フジテレビ系列のリアリティバラエティ番組「テラスハウス」の劇中歌「Walk Away」。この曲を歌っているのが今回紹介する「Capeson」さんです。ここでは彼のプロフィールや楽曲を紹介するとともに、驚くべき生い立ちとそこから見えてくるCapesonさんの音楽性について考えます。

美声の男性シンガーソングライター・Capesonとは?

リアリティバラエティ番組「テラスハウス」の劇中歌や、映画『オオカミ少女と黒王子』の挿入歌「In My Place」にも客演として参加している日本人男性シンガーソングライター・Capeson(ケイプソン)さん。ここでは彼について紹介します。

Capesonさん(左上)は1989年生まれ、東京で生まれて5歳から15歳までの期間をアメリカ・ボストンで過ごします。本場アメリカの音楽文化にどっぷり触れた彼は、自然と音楽活動を開始。2014年夏頃に現在の所属レーベル「Tokyo Recordings」に声をかけられ、Capeson名義での活動をスタートさせます。

2015年9月16日にはインディーズでの初ミニアルバム「Portrait 1」をリリースし、一部の音楽好きの間で注目を集めます。この時中心となった制作メンバーはCapesonさんと同じ平成生まれの凄腕ミュージシャンで、Tokyo Recordingsの小袋成彬(おぶくろ・なりあき)さんと小島裕規(こじま・ゆうき)さんです。

こちらが1991年生まれにして、Tokyo Recordingsの代表取締役を務める小袋さんです。OBKRの名義でOKAMOTO’Sや柴咲コウさん、きゃりーぱみゅぱみゅさんや、宇多田ヒカルさんなど、大物アーティストの作品にも関わっている実力者です。

小島さんも1991年生まれ。Tokyo Recordingsの作曲家・編曲家です。彼もこの若さにもかかわらず、同じく柴咲コウさんやきゃりーぱみゅぱみゅさんの作品に関わっています。

Capesonの美声が楽しめるミニアルバム「Portrait 1」

こんな心強い、しかも同年代のメンバーに支えられて出来上がったのが「Portrait 1」です。早速収録曲を聴いてみましょう。YouTubeにはこのミニアルバムの収録曲全4曲のうち、3曲が公開されています。

Leave You Alone – Capeson

こちらが1曲目を飾る「Leave You Alone」です。作詞をCapesonさんが、作曲・プロデュースを小島さんが担当しました。制作開始からなんと6ヶ月もの時間をかけて完成させた力作です。そのおかげかインディーズのレベルをはるかに超えるクオリティに仕上がっています。

なんとこの曲には個性派ボーカリストとして有名なCharaさんも「いい声だな」と賛辞をTweetしているんです。これだけでもCapesonさんの実力が本物であることがわかります。

Walk Away – Capeson

2曲目は「テラスハウス」の劇中歌となった「Walk Away」です。こちらも作詞をCapesonさんが担当し、作曲などを小島さんが担当しています。楽器のホーンを贅沢に使い、Capesonさんの透き通っていながらも芯のある美声を最大限引き立てています。またこの動画はMVも見所。4分足らずとは思わせないほど壮大な物語が、美しい自然とともに描かれています。

MVについてはデザイン事務所「monopo」で女性向けのキュレーションメディア「MERY」のアプリの起動時のロゴなどのデザインに関わった、タカヤ・オオタさんも高く評価しています。曲も歌もMVも、何もかもがハイセンスなんですよね。

Capeson – Latent (Audio)

こちらが3曲目の「Latent」です。この曲は作詞・作曲をCapesonさんが担当し、小島さんはミキシングを担当しています。序盤はCapesonさん持ち前の繊細なボーカルが流れますが、徐々に曲調も歌声も情熱的になっていき、最後のクライマックスでは獣の叫び声のようなギターがこだまします。ぜひ最後まで聴いてみてください。

Capeson : MUSIC SHARE#44@Red Bull Studios Tokyo

最後の4曲目「Back In The Day」はYouTubeに単体では投稿されていませんが、2016年1月にCapesonさんがRed Bull Studios Tokyoで行なったライブ映像で聴くことができます。「Back In The Day」は14分頃から、それ以前の部分では他のミニアルバム収録曲が演奏されます。がっつり18分弱、Capesonさんの美声をお楽しみください。

Capesonはあの「尾崎豊」の実子だった!

こんな美しい声の持ち主であるCapesonさん、実は驚くべき生い立ちをもっているんです。それは彼が「15の夜」や「卒業」「I LOVE YOU」で知られるシンガーソングライター・尾崎豊さんの実の息子だいうことです。

尾崎豊『卒業』 – 「LIVE CORE 完全版〜YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12」

こちらが尾崎豊さんが1988年9月12日(Capesonさんが生まれる少し前)に行なった東京ドームライブでの様子です。これを聴くとCapesonさんのボーカルとは少し趣が違うように感じます。

レコチョクCM 尾崎裕哉×村上虹郎

しかし実はCapesonさんは完全に同時並行で尾崎裕哉(おざき・ひろや)としての活動もしているんです。そしてこの動画に流れている曲が尾崎裕哉名義の初作品「始まりの街」です。この曲を聴くと、「あ〜、尾崎豊さんの息子なんだな」と実感してもらえるのではないでしょうか。

またCapesonさんは2016年8月23日に尾崎裕哉として、つまり尾崎豊のたった1人の息子としての自伝『二世』を出版。この本の中で彼はお父さん・お母さんへの感謝の気持ちとともに、「尾崎豊の息子」としての葛藤も語っています。

否応なく似てしまう自分の歌と父の歌。だからこそ彼は「尾崎裕哉」名義で活動するときは、あえて「尾崎豊の息子」として歌い、振る舞うのかもしれません。最近は尾崎裕哉名義でテレビ出演するなど、その活動も増えてきています。これは「尾崎豊の歌を歌い継ぐ」という自分の使命を意識してのことなのではないでしょうか。

なぜ尾崎裕哉は「Capeson」として歌うのか?

一方彼は「Capeson」としての活動も積極化しています。2016年10月19日には1stフルアルバムをリリースしました。

タイトルに込められた意味は、まさに「尾崎豊の息子としての生い立ち」との決別と捉えることができそうです。尾崎裕哉としての自分ではない、もう1人の自分である「Capeson」としての決意が、このアルバムには込められているのではないでしょうか。

Capeson – Believe My Eyes (Official Video)

こちらはアルバム『HIRAETH』のリードトラック「Believe My Eyes」のMV。改めて聴くと「Capeson」が「尾崎裕哉」とは一線を画したアーティストであることがわかります。

現在は両方の活動を並行して続けていますが、一方の活動中にはもう一方の名義については一切言及していないようです。ここにもCapesonさんの「覚悟」が見て取れます。今後Capesonさんが他の何者でもない唯一無二のアーティストとして成長していくのを、一音楽ファンとして見守っていきたいですね。

この記事が
気に入ったら
いいね!しよう