すぴ豊です。
もうすぐ「スーサイド・スクワッド」が公開されます。この作品は、もちろん単体でも十分楽しめる作品なのですが、広告でもDCフィルムズ第2弾とうたっており、DCコミック映画とよばれる世界観の作品の中の1つなのです。今日はその話をしていきましょう。

DCフィルムズ(DC Extended Universe)とはなにか?

このコラムでも何度か説明してきました、アメコミ(アメリカン・コミックス)には2大ブランドがあります。

アイアンマン、アベンジャーズスパイダーマンを有するマーベルと、バットマンスーパーマンを有するDCのことです。

もともとは、マーベルもDCも出版社関係なくヒーローたちは同じ世界観の中にいるという前提で、コミックスの方ではスパイダーマンとアイアンマンが協力したり、バットマンとスーパーマンがタッグを組んだりするお話が多かったものでした。

MARVEL

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Owgu_W01f2o

そういった経緯もあり、マーベルは映画の方でも同じことをしようと“マーベル・シネマティック・ユニバース”という大きな世界観を立ち上げました。

アイアンマン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Owgu_W01f2o

2008年の「アイアンマン」から始まる一連のマーベルのヒーロー映画はすべて同じ世界観の中の出来事としています。なので別々の映画だったハルクやキャプテン・アメリカ、マイティ・ソーとが共演して2012年の「アベンジャーズ」になるわけです。

ウルヴァリン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=PZIArbr2hLo

なおX-MENもマーベルのコミックスですが、X-MENの映画化権はマーベルではなく20世紀FOXが持っているので、今のところX-MENのウルヴァリンとかは、“マーベル・シネマティック・ユニバース”に入ってきません

実はスパイダーマンも同じケースだったのですが、これは解消されました。(詳しくはこちらの記事

DC

出典:https://www.youtube.com/watch?v=lRGp4m8k0EY

一方DCは、それまでいくつかのスーパーマンやバットマンの映画も公開してきたのですが、それぞれの映画の世界観はバラバラでした。

そこで、マーベルみたいなことをやろうということになり、DCは“DCフィルムズ(DC Extended Universe)”という大きな世界観を打ち出しました。(※日本ではこれをDCフィルムズと表記していますが、海外ではDC ExtendedUniverseと紹介されることも多いです)

バットマン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=lCGk4Qa5kC0

DCフィルムズ(DC Extended Universe)の1作目は「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」となってますが、物語的には2013年のスーパーマン映画「マン オブ スティール」からとなります。

DCフィルムズ(DC Extended Universe)は2020年まで続く!

スーサイド・スクワッド

出典:https://www.youtube.com/watch?v=-Oh3ZR6h6hQ

まずDCフィルムズ(DC Extended Universe)の今後の映画のラインナップはこうなっています。

「マン オブ スティール」(2013)
「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」(2016)
「スーサイド・スクワッド」(日本公開2016年9月10日)
「ワンダーウーマン」(米公開2017年6月2日)
ジャスティス・リーグ」(米公開2017年11月17日)
「ザ・フラッシュ」(米公開2018年3月16日ただし4月13日説有)
「アクアマン」(米公開2018年7月27日)
「マン オブ スティール2」(米公開2018年10月5日<噂>)
「シャザム!」(米公開2019年4月5日<噂>)
「新バットマン映画」(米公開2019年6月14日<噂>)
「スーサイド・スクワッド2」(米公開2019年11月1日<噂>)
「サイボーグ」(米公開2020年4月3日)
「グリーン・ランタン コア」(米公開2020年7月24日)
「ジャスティス・リーグ続編」(米公開2020年10月2日<噂>)

実はラインナップタイトルや公開日がちょくちょく変わっており、<噂>と書いた作品は本当にまだ噂の段階なのですが、とにかく2020年までラインナップされているのです!

SUICIDE SQUAD Final TRAILER (Comic Con 2016, New Footage)

今回はそんな一連のDCフィルムズの第三作目「スーサイド・スクワッド」と、過去作のストーリーがどのようにつながっているのか紹介していきましょう!

「マン オブ スティール」「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」から「スーサイド・スクワッド」までのあらすじ!

DCフィルムズのストーリーが「スーサイド・スクワッド」までどういう風につながっているか、ものすごく大雑把な解説をすると…

①スーパーマンの誕生「マン オブ スティール

映画『マン・オブ・スティール』本予告 2013年8月30日公開

まず「マン オブ スティール」で、スーパーマン誕生秘話が描かれます。

マンオブスティール

出典:https://www.youtube.com/watch?v=XM3SjrVD90Q

彼は惑星クリプトンから両親の手で地球へと逃がされた赤ん坊が、アメリカのスモールビルという田舎町に流れ着き、そこで心優しきケント夫妻に育てられます。クリプトンと地球の環境の違いが彼を超人にします。

マンオブスティール

出典:https://www.youtube.com/watch?v=XM3SjrVD90Q

一方、クリプトン星の爆発から逃れた反逆者たちが地球の存在を知り侵略行為を仕掛けてきます。スーパーマンはクリプトン星の反逆者のリーダー・ゾッド将軍と戦います。

スーパーマンVSバッドマン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=lCGk4Qa5kC0

スーパーマンは勝利しますが、この戦いで大都会メトロポリスに大きな被害が出てしまいます。スーパーマンこそ危険な存在と思う人も出てきてしまいました。

②バットマンが正義の軍団を結成するきっかけ「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』101エピソード1 8月10日リリース

メトロポリスの対面にある街ゴッサムで長い間悪と戦ってきた闇のヒーロー・バットマンもその1人でした。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』101エピソード2 8月10日リリース

バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」では、スーパーマンもバットマンの存在を知り、互いに相手を敵視・危険視するようになり、つい両者は戦うハメに

ルーサー

出典:https://www.youtube.com/watch?v=lCGk4Qa5kC0

しかしこの戦いを裏で演出していたのは表向きは大企業の若きCEO、その正体は悪の天才ルーサーでした。ルーサーはさらにゾッド将軍の遺体を使って怪物ドゥームズディを創り、2人を襲わせます。しかしここに意外な助っ人が現れます。

ワンダーウーマン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=lCGk4Qa5kC0

助っ人とは、無敵の女戦士ダイアナことワンダーウーマンです。彼女もまたルーサーを追っており、それが縁でバットマンと知り合ったのです。3人はドゥームズディを倒し、ルーサーの陰謀をくだきますが、その代償は大きかった。スーパーマンが…

メタヒューマン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=tEzeNradZjE

バットマンはワンダーウーマンに、スーパーマンの遺志をついで、この世にいる超人たち=メタ・ヒューマンを集め正義のチームを作ろうと提案します。

メタヒューマン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=faYTI2AS7S4

メタ・ヒューマン、それは何らかの理由でスーパーパワーを得た能力者の名前。ルーサーはこのメタ・ヒューマンの存在を早くから知り資料を集め、なにかを企んでいました。そしてルーサーはワンダーウーマンのことも、メタ・ヒューマンの一人として目を付けていたのです。

ルーサーの極秘ファイルからメタ・ヒューマンの存在を知ったバットマンは、彼らの中に正義を感じていたので仲間にしたいと思ったわけです。

③正義の軍団の一方で、悪の軍団を結成するのが「スーサイド・スクワッド」!

映画『スーサイド・スクワッド』キャラクター特別映像【HD】2016年9月10日公開

しかしメタ・ヒューマンの存在に気付いていたのはルーサーだけではありませんでした。そしてメタ・ヒューマンの中にも悪人がいたのです。

スーサイドスクワッド

出典:https://www.youtube.com/watch?v=faYTI2AS7S4

政府の高官であるアマンダ・ウォーラーはまさに悪のメタ・ヒューマンの存在に気づいた一人でした。彼女は、スーパーマン亡きいま、もし悪のメタ・ヒューマンが現れてアメリカが攻撃された場合、その対抗馬となる強力なチームが必要だと考えます。

スーサイドスクワッド

出典:https://www.youtube.com/watch?v=faYTI2AS7S4

そこで戦闘能力の高い犯罪者(その中にはバットマンが捕えた悪人や、メタ・ヒューマン的な存在もいる)たちを集め、悪の力をもって邪悪を射ち倒す特攻チーム、通称スーサイド・スクワッドを組織します。

スーサイドスクワット

出典:https://www.youtube.com/watch?v=faYTI2AS7S4

おりしも、ある街が恐ろしい存在に侵略され、事態制圧のためスーサイド・スクワッドが派遣されます。果たして吉と出るか凶と出るか?…という感じです。

「スーサイド・スクワッド」以降この先どうなるか大予想…!

WONDER WOMAN Comic-Con Trailer

「スーサイド・スクワッド」が来年公開の「ワンダーウーマン」「ジャスティス・リーグ」にどうつながるか?

ワンダーウーマン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=5lGoQhFb4NM

ここから先は僕の憶測ですが、「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」の中でワンダーウーマンは、100年前に人間との関係を絶った、とのセリフがあり、恐らくその理由が明らかになるのが第一次世界大戦が舞台の「ワンダーウーマン」なのでしょう。

そしてバットマンがルーサーの持っていた極秘ファイルの中に資料があったメタ・ヒューマン達、

*超高速移動人間フラッシュ
*海底人間アクアマン
*改造人間サイボーグ

を探し出し、正義のチーム「ジャスティス・リーグ」を結成するわけです。

その「ジャスティス・リーグ」の後、これらのヒーローたちのソロ映画が公開です!今年はスター・ウォーズ、マーベル、DC、ハリウッド・ゴジラお楽しみはまだまだ続きます!

トップ画像出典https://www.youtube.com/watch?v=lRGp4m8k0EY
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杉山すぴ豊
アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画についての啓蒙活動を雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・WEB・イベントにて行う。幼少のころ歌舞伎座の舞台に立ち 映画「劇場版サラリーマンNEO(笑)」にも出演。「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」のタイトル考案者です。エマ・ストーン嬢に「あなた日本のスパイダーマンね」と言われ「バイオハザード:アポカリプス」のジル役のシエンナ・ギロリー様に「あなたがゾンビだったら私は助けてあげる」と言われたことが自慢(笑)