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あなたは1日にいくつの写真や動画をSNSで公開していますか? 毎日な人も、たまにな人も、せっかくSNSで公開するならイケているほうが良いですよね。そんな人におすすめなのが、簡単操作でモーショントラックまでOKな無料の動画編集アプリ「ALIVE(アライブ)」。「モーショントラックって何?」という動画編集初級者でも分かるよう、使い方をゆっくり解説していきます!

ALIVE(アライブ)とは?


「ALIVE(アライブ)」は、ALIVE社(アメリカ合衆国/カリフォルニア州)がリリースした無料の動画編集アプリです。

ALIVE_service

出典:http://alive-story.com

ALIVE(アライブ)の最大の特徴は、「動くスタンプ」

「動くスタンプ」と言われても、ピンとこない人もいるかもしれません。百聞は一見にしかず。まずはこちらの動画をご覧ください。サッカーボールに注目です。

動くスタンプのおかげで、スーパーゴールが超スーパーゴールに見えてきます。続けてもう一つ。

「動くスタンプ」がどんなものか、なんとなく分かったと思います。まあ、アニメーションスタンプってことですかね。

ALIVE(アライブ)を使えば、動画に「動くスタンプ」をつけることができ、さらに貼り付けた「動くスタンプ」を動かすことができるのです。

ALIVE

出典:https://www.youtube.com/watch?v=zDmJEV58iag

モーションエフェクト(動く演出効果)、モーショントラック or モーショントラッキング(動きの追跡)などの映像表現が無料のアプリで使えるなんて……時代の流れを感じてしまいます。

クラウドストレージ、SNSとしても使える!

ALIVE(アライブ)で編集した動画はマイページに保存されるので、スマホの容量を気にする必要はありません。クラウドストレージとしても使えちゃいます。

ALIVE

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

もちろん、自分のスマホにつくった動画をダウンロードして保存することもできますし、FacebookやTwitter、Instagram、Eメールなどでシェアするのも簡単。「いいね」やコメントの機能もあるので、SNSとしてコミュニケーションを楽しむこともできます。

前置きが長くなりました(汗)それでは、どうやって動画編集していくか、操作を追いながら見ていきましょう。

ALIVE(アライブ)を使って動画をつくる!

今回つくった動画がこちら

素材にしたのはラーメン、チャーハン、餃子という3枚の写真。名づけて、中華三兄弟。

ALIVE_動画の素材

出典:http://www.ashinari.com/2009/07/12-024146.php
出典:http://www.ashinari.com/2009/05/17-020479.php
出典:http://www.ashinari.com/2009/05/17-020476.php

ちなみに、ALIVE(アライブ)のバージョンは、iPhone版の4.0です。

動画編集の流れは、こんな感じです。

1. アプリを起動する
2. 素材(映像 or 写真)を選ぶ
3. フィルターを選ぶ
4. BGMを選ぶ
5. 動くスタンプをつける
6. 動画の完成

1. アプリを起動する

ALIVE_01_アプリ起動

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

上がアプリを起動した画面。初回はメールアドレスかFacebookアカウントを使ってALIVE(アライブ)のアカウント登録をします。

真ん中にある「WHAT IS ALIVE?」から見られる使い方動画は、アイデアのヒントになりそうなので後で見ておくといいかも。

ALIVE_02_ログイン後

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

で、こちらがアカウントをつくってログインした後のホーム画面。画面の下にあるボタン(アイコン)は、たった3つ。左から「タイムライン」、「新規作成」、「マイページ」。

右上の虫眼鏡アイコンから、友達や動画を検索できるようになっています。シンプルでわかりやすいです。

「ALIVE STAFF PICKUP」「TODAY’S HOT」「WEEKLY’S HOT」は、注目画面のまとめ。画面を下にスクロールしていくと、フォローしている友達の作品や自分の作品が並ぶタイムラインになっていました。SNSっぽいつくりです。

2. 素材(映像 or 写真)を選ぶ

ALIVE_03_カメラ起動

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

動画編集は、真ん中の「+」アイコンから。タップすると、カメラが起動します。今すぐ撮影するか、スマホのライブラリーにある写真・映像を使うか、選べるようになっています。使い慣れたアプリと同じ操作性ですね。

ALIVE(アライブ)でつくれる動画の長さは30秒。それより長い動画を選択すると自動的に後半部分がカットされるようです。

また、写真をつなげて動画をつくる場合、最初に選べる写真は30枚までみたいです。1秒1枚の計算ですね。

ALIVE_04_素材選択後

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

上は素材(映像 or 写真)選択後の画面。上半分が出来上がりを確認できるプレビュー画面、下半分が編集操作画面になっています。一番下にはアイコンが4つ。

左から、フィルター(三原色を思わせる三つの丸のアイコン)、BGM(音符のアイコン)、レイヤー(紙が3枚重なっているようなアイコン)、エディット(ハサミのアイコン)、素材選択直後は一番左の「フィルター」メニューが選択された状態になっています。

ちなみに、画面の上中央にある「1:1」は動画の縦横比。「1:1」と「16:9」の2種類から選べますが、今回は「1:1」にしました。

ALIVE_05_素材使用位置

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

素材は動画の縦横比にあわせて自動的にレイアウトされます。画面の左中央にある矢印をタップすると、動画サイズの中で使用する範囲を選べます

スライドで調整して「チェックマーク」をタップします。チャーハン、餃子も同様です。

ALIVE_06_シーン調整

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

画面下半分に表示されているサムネイルは、1コマで1秒。今回は写真から動画をつくるので、右下の「ハサミ」アイコンをタップして、動画全体の長さを決めました。

長さを変えたいシーンのサムネイルをタップし、オレンジ色になって選択されたら、右端または左端をドラッグしてシーンごとの再生時間を調節します。最後に微調整するので、ここでは大体の感じで調整しました。

3. フィルターを選ぶ

ALIVE_07_フィルター

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

選べるフィルターエフェクトは22種類。中には、ハートが浮かび上がるフィルターや、炭酸の泡を思わせるフィルターなど、ダイナミックに動くフィルターもあります。

今回は「CLARIFY」を選びました。選択するたびに上半分のプレビュー画面で出来上がりを確認できるので、とても選びやすいと感じました。

4. BGMを選ぶ

ALIVE_08_BGM

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

フィルターを決めたら画面下の音符アイコンをタップ。BGMを選びます。今回選んだのは、画面のもの。BGMの名前はないみたいです。選択するたびに動画とあわせてプレビューできるので、動画の雰囲気に合うBGMを選びましょう。

ALIVE_09_ライブラリからBGM

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

「イメージに近いBGMがない…」というときでも大丈夫。用意されている28種類のほか、「フォルダ」メニューをタップするとスマホの音楽ライブラリーにある楽曲を選ぶことができます

感心したのは、使う範囲を指定できること。イントロ、間奏、アウトロ……好きな曲の好きな部分を使えるのは嬉しいですね。

5. 動くスタンプをつける

ALIVE_10_動くスタンプ

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

BGMを決めたら、紙が3枚重なっているような「レイヤー」メニューをタップ。動画にスタンプをつけていきます。

自分で入力する文字をはじめ、「FIRE」、「SPARK」など16のカテゴリーに合計190以上の動くスタンプが用意されています。すごい数です。

5-1. 文字をスタンプ化して入れる

ALIVE_11_テキスト入力

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

「Aa」をタップすると「ダブルタップして編集する」と表示されるので、画面の指示に従ってダブルタップ。「キーボード」が選択された状態になるので文字を入力していきます。ラーメンのシーンなので「Ramen」と入力。

ALIVE_12_フォントとカラーと装飾

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

「キーボード」の隣にある「Aa」をタップするとフォントがズラリ。32種類ありました。文字色はスライドバーで選びます。

フォントがたくさんあって嬉しいけれど、すべて英語フォント。日本語もバッチリ使えますが、選べるフォントは限らるようです。日本のユーザーが増えて、日本語フォントが追加されることを期待しましょう。

続けて「ふちどりのA」をタップしたのが右側の画面。シャドウ、アウトライン、背景の有無、文字の装飾を選びます。

ALIVE_13_文字の改行位置

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

文字のレイアウトは、数字の「三」のようなアイコンをタップ。左揃え、中央揃え、右揃えの3種類。文書入力ソフトでお馴染みの機能。長めの文を入れたときの改行位置を決める感じですね。

文字入力が終わったら「チェック」をタップ。

ALIVE_13_テキスト表示レイアウト

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

文字入力が終わると、プレビュー画面に入力内容が反映されます。枠の中心をドラッグすると表示位置を、右下グレーの矢印をドラッグすると大きさと角度を変えられます

ALIVE_14_モーショントラック

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

画面下半分に出ているオレンジ色の開始点、中間のグレーの点、オレンジ色の終了点にご注目。これがALIVE(アライブ)のモーショントラックのポイントです。

中間にあるグレーの点が、時間帯ごとの軌跡を表しています。「ある時間での表示位置」をつないだ軌跡で、モーショントラック(動きの追跡)を表現しています。

5-2. 動くスタンプを入れる

ALIVE_15_モーションエフェクト挿入

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

ラーメンのシーンには、「MOTION」から花火っぽいものをセレクト。一時停止マークをドラッグして、「Ramen」の文字が表示されるタイミングとあわせて、位置を決めます。

ちなみに動くスタンプには、表示時間が決まっているものと、決まっていないものがあるようです。

同様の操作で、チャーハンには「CHA-HAN」の文字と「SPARK」の動くスタンプ、餃子には「Gyoza」の文字と「MOTION」の動くスタンプを入れました。また、今回は写真画層をつなげて動画をつくっているので、場面転換を入れてみました。

ALIVE_16_トランジション

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

選択したのは「レイヤー」メニューの「TRANSITION(トランジション)」にある雲のような動くスタンプ。プレビュー画面で確認しながら、タイミングがあうように文字の表示時間やシーンの長さを調整していきます。

同様に、チャーハンと餃子の間には、絵の具で塗り替わるトランジションを入れました。すべての微調整が終わったら編集終了です。右上のチェックアイコンをタップします。

6. 動画の完成

ALIVE_17_レンダリング設定

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

右上のチェックアイコンをタップした後の画面。動画の完成までもう少しです。「あなたの動画にひとこと紹介入れてみよう!」とあるので、動画の名前やメモを入力します。今回は「中華」と入れました。

ALIVE(アライブ)にはSNSという側面もあるので、「自分のみ」のオン/オフで公開範囲が選べるようになっています。

画質は「高画質」のオン/オフが選択できます。「1:1」の正方形の動画は高画質オンで1024×1024ピクセル、高画質オフで630×630ピクセルのようです。

ちなみに、左上の矢印(←)をタップすると動画編集へ戻ります。OKなら右上のチェックをタップ。動画の生成がはじまります。

ALIVE_18_レンダリング開始

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

「動画を作成しています…」というダイヤログが表示されるので「確認」をタップします。これはALIVE(アライブ)が動画のレンダリング(動画の生成)をクラウド上で行うため。

クラウド上でレンダリングして、クラウド上に保存してくれるので、アプリを起動したまま動画の完成を待つ……なんてことはありません。アプリを終了して別の作業をはじめても大丈夫です。

ALIVE_19_完成通知

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

動画が完成するとアプリからプッシュ通知があり、アプリのアイコンに新着マークが付きます。今回つくった動画の場合は、待ち時間わずか十秒程度でした。早い。

ALIVE_20_マイページで確認

出典:https://itunes.apple.com/jp/app/alive-bideo-edita-dong-hua/id940018751?mt=8&ign-mpt=uo%3D10

アプリを起動してマイページにアクセスすると完成した動画が追加されています。さっそくタップして、動画再生画面へ。端末にダウンロードしたり、SNSに投稿したり、SMSでURLを友達に送ったり……といった操作は、動画ごとに行います。

今回はいったん端末にダウンロードして、その動画をTwitterにアップする、という手順を取っています。

以上、説明が長くなりましたがALIVE(アライブ)を使った動画編集のやり方でした。

使ってみて感じたこと。編集のコツ?

実際にアプリを使ってみて感じたのは「レイヤーとタイムラインを意識すると編集しやすくなるかも!」ということ。

レイヤーは「積み重ね、層、地層」という意味。ファッショで「レイヤード スタイル」といえば「重ね着」のことですよね。そのレイヤーと同じです。タイムラインはSNSでも馴染みがあるので分かると思いますが「時間軸」のこと。

下の画像は、プロが使う映像編集ソフトの画面の一部ですが、右下にある帯がタイムラインです。赤、ピンク、紫、緑、黄色の短い帯がそれぞれ文字やレイヤーです。スマホの限られた画面の中には出てきませんが、ALIVE(アライブ)も基本的な考え方は同じです。

ALIVE_21_タイムラインの例

動画も結局はパラパラマンガみたいなもの。「5枚目はこんな絵だ」と同じように「5秒後の画は、こんな画だ」と時間ごとの全体像をイメージしながら編集すると良いでしょう。

また、パラパラマンガの場合は、人の動きも文字も特殊効果もすべてを1枚の絵で表現しないといけませんが、動画編集では一般的にそれぞれを別の絵(レイヤー)として扱います。

 「ド」「ー」「ラ」という3つのレイヤーで「ドーラ」という文字を表現

「ド」「ー」「ラ」という3つのレイヤーで「ドーラ」という文字を表現

これらの考え方をいろんなモノの積み重ね(レイヤー)だから「アレとアレを組み合わせたらおもしろいかも!」と新しいアイデアも浮かびやすいのではないかと感じました。

極めたら、こんなことまでできるかも!

コマ撮りして写真を繋げた動画に、ALIVE(アライブ)の動くスタンプをつけると、こんな動画……というか作品がつくれるみたいです。

Star Wars Stop Motion

[Best of ALIVE] Star Wars Stop Motion: Han Solo vs. Kylo Ren

あの名場面が蘇ってきそうですね。

さすがにここまでつくり込むのは大変そうですが、これまで動画編集をやっていなかった人もALIVE(アライブ)でオシャレな動画をつくって、みんなと差をつけてみてはどうでしょうか!?