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みなさんは近頃TVにも出ている芸人・パーマ大佐をご存知でしょうか。歌芸「森のくまさんにBメロとサビつけ加えてみた」がウケ、バラエティはもちろんドラマにも出演。先日はついにスッキリにも出演し話題になりました。そんなパーマ大佐について調べてみたところ、その芸風にも通じる過去が明らかになりました。

パーマ大佐は「童謡系歌芸人」

バラエティはもちろん、日本テレビのドラマ『世界一難しい恋』にも出演し、最近は情報番組「スッキリ!!」に出演し話題のパーマ大佐。そんな彼はなんとも芸人らしからぬ過去を持っていました。

パーマ大佐は1993年8月26日生まれ、本名を國土郁音(こくど いくと)といい、太田プロダクションに所属している歌芸メインの芸人さんです。

中学3年の時から芸人としての活動を開始し、2013年19歳の時にNHK総合テレビで放送されていたお笑い番組『爆笑オンエアバトル』の後継番組『オンバト+』に初出場で1位通過という快挙を成し遂げています。

その他様々なお笑いコンテストに出場し、コツコツと実績を積んできたパーマ大佐。そんな彼をテレビ出演に押し上げたのが、歌芸「森のくまさんにBメロとサビつけ加えてみた」です。

森のくまさんにBメロとサビつけ加えてみた

普通に話していると単なるパーマの好青年にしか見えませんが、歌い始めた途端笑いより先に驚きがやってきます。声ステキすぎるやろ……。

唐突に始まるお嬢さんとくまさんの恋物語!
唐突に始まるお嬢さんとくまさんの恋物語!

出典:https://youtu.be/AzucrEw-gtE

あまりにもうまい「森のくまさん」に聴き惚れていると、まもなくパーマ大佐のアレンジパートに突入します。同時に幕を開けるお嬢さんとくまさんの恋物語!

うますぎる曲のアレンジ、そして澄んだ歌声と控えめに言っても野暮ったすぎるルックスのギャップが、ボディブロウのように笑いのツボに入ってくるネタです。

パーマ大佐のYouTube人気動画

パーマ大佐は芸人活動のかたわら、2015年2月にYouTubeチャンネルを解説。「森のくまさん」を始め、歌ネタを中心に動画を投稿しています。

お弁当箱受け取った側の歌

彼のチャンネルの中でも高い人気を誇る動画がこちら。

お弁当を受け取る子供たちの切実な想いを歌うパーマのおっちゃん。
お弁当を受け取る子供たちの切実な想いを歌うパーマのおっちゃん。

出典:https://youtu.be/zRd-VzAFEWk

おなじみの「これくらいの お弁当箱に……」の歌のアンサーソングとして、お弁当を受け取った5歳児の切実な想いを歌にしたというネタです。

確かに面白いのですが、彼の歌ネタにはどこかホロリとさせるストーリーが組み込まれていて、それがネタの味わいをより深くしているんです。

例えば「お弁当の歌」にはこんな歌詞があります。

夜な夜な働いてるシングルマザーのお母さん
ママは稼ぐお金全てはあなたのお弁当のおかずの為

YouTube:https://youtu.be/zRd-VzAFEWk

お弁当に文句ばかり言っている子供も、きちんとお母さんの苦労を分かっている。だから文句はあるけど黙って受け取っている。そんなストーリーがこの歌にはあるんです。

彼のこの歌が再生回数を伸ばしている要因は、笑いの中のこんな「感動」にあるのかもしれません。

【コラボ】デカキンさんとコラボしてみた。(マックスうざい)

続いてはヒカキンさんのモノマネ芸人として人気の芸人YouTuber・デカキンさんとのコラボ動画です。

パーマ大佐はこの動画では「人気ユーチューバーマックスむらいのものまねユーチューバー・マックスうざい」として出演。その名の通り、かなりうざいキャラでトークを展開します。

歌い始めると一瞬にして声も顔も変わるパーマ大佐。
歌い始めると一瞬にして声も顔も変わるパーマ大佐。

出典:https://youtu.be/jYVrW8htNoc

しかし歌い始めた途端に顔も声も急変。このギャップが彼の持ち味ですね。

ちなみにパーマ大佐と、デカキンさんは旧知の仲のようで、デカキンさんの動画でコラボしたり、動画のEDを担当したりしています。

ネット動画が好きな子だと「パーマ大佐」は知らなくても、「マックスうざい」と言われると、アイツか!となる子も多いのではないでしょうか。

それにしてもこの音楽センス……ちょっと音楽をかじっただけでは身につきそうもありません。筆者の興味は自ずとパーマ大佐の過去に引かれていきました。

音楽人生からお笑い人生に!パーマ大佐の劇的な人生

すると彼の芸がこうなるべくしてなった理由があきらかになったのです。

パーマ大佐の家族はなんと音楽評論家の父、ピアニストの母、作詞家の姉という「超」がつく音楽一家だったんです。

2歳の頃から音楽の英才教育を受け、音楽の真髄を叩き込まれたパーマ大佐でしたが、「音楽は孤独だ。だから友達ができないんだ」と自分の居場所をお笑いの世界に求めます。

質問に答えてみた!【質問コーナー】

この動画でも触れられていますが、こんな生まれなので「どうして芸人になろうと思ったのか」「どうして大学に行かなかったのか」と聞かれることも多いようです。パーマ大佐の答えは単純で「お笑いができないから」。

ここまで真面目にお笑いに向き合っているからこそ、何年かけてでも芸を積み重ねられるのかもしれません。

「超」がつく音楽一家・パーマ大佐家の人々

最後にこのパーマ大佐家の人々がどれだけ音楽のエリートなのかを見ておきましょう。

お姉さんである國土佳音(かおん)さんは、以前にパーマ大佐の動画で歌声を披露したことでも知られています。早速その歌声を聴いてみましょう。

パーマ大佐の姉の歌声を大人しく聞いてみた。

ほえ……?(ぽかーん)

この動画ではスキマスイッチの「ボクノート」のカバーを歌っているのですが、ちょっとうますぎて耳を疑うほどです。

「ほんとかよ!」って言いたくなるくらいうまいパーマ大佐・姉。
「ほんとかよ!」って言いたくなるくらいうまいパーマ大佐・姉。

出典:https://youtu.be/TTBrkXagIX0

パーマ大佐の顔芸が完全に邪魔なので(おい)、ぜひとも目を閉じて聴くことをおススメします。

なお、佳音さんはアニメ『フェアリーテイル』のオープニング曲にも使用されたタッキー&翼の楽曲「ユメイログラフィティ」の作詞を担当したという実績を持つほか、ボーカルとしてライブハウスで歌ったり、ボイストレーニングの講師として活動しています。

続いてお父さんとお母さんを紹介しましょう。

お父さんの國土潤一(じゅんいち)さんは音楽評論家として数々の本を執筆しているほか、東京学芸大講師や三菱UFJ隠宅芸術文化財団理事を務めるなどまさにエリート中のエリートです(平成23年12月現在)。

パーマ大佐がTwitterで告知したこの演奏会でもメインキャストとしてリーフレットの一番上に名前が載っています。

そんな潤一さんのパートナーであるお母さん・國土浩子(こうこ)さんは2002年から聖徳大学音楽文化学科講師を務めるピアニストで、個人としてもピアノ教室を開くなどの活動を行っています。

この家族にしてこのパーマ大佐あり、という感じですね!

着々と成長を続けるパーマ大佐

パーマ大佐の芸風から垣間見える育ちの良さは、彼の実家が音楽エリートだったからなんですね。しかし彼は家族とは違う「お笑い」の道を選びました。

母・浩子さんも最初はその選択に反対していたそうですが、地道に活動を続けた結果ライブやコンテストを見に来てくれるまでになったのだとか。

それほどの努力を積み、「お笑いしかない」という確かな覚悟を持っているパーマ大佐が今後成長しないはずがありません。清水ミチコさんの言う通り、きっと彼は「歌芸」になくてはならない存在に進化するでしょう。

今後のパーマ大佐、要チェックです!

トップ画像出典https://youtu.be/YaNETU_W37s
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鈴木 直人
フリーのウェブライター。ファッションやサブカル、ビジネス、自己啓発など守備範囲は広い。非リアでぼっちだが、そんな自分をこの上なく愛している。