すぴ豊です。今年も世界最大級のアメコミ・イベント、サンディエゴ・コミコン/SDCCが開催されました!

今回はそのレポートです!

世界最大級のオタク・イベント開催!

今年のSDCCは7月20日(水)の前夜祭から24日(日)まで4日半にわたって開催されました。

もともとコミック(=アメリカですからアメコミですね)のファンと出版社、クリエーターたちの交流の場だったそうですが、いまやギーク=オタク・カルチャーの大イベントとして成長!

出典:すぴ豊撮影

毎年この場でアメコミ大作映画の発表が行われるので、映画人にとっても注目のイベントになりました。

ただ今年は「ポケモンGO」がここでも盛り上がっていて、ポケモン・ファンが目立つSDCCでしたが、もともとアメコミのイベントだっただけに話題をさらうのはやはりアメコミ界の両雄マーベルとDC!

今回はまずDCの方からレポートしたいと思います!

とにかくフォトジェニック!SDCCはヒーロー・ビジネスのミュージアム!

出典:すぴ豊撮影

今年もDCは圧倒的な存在感!

出典:すぴ豊撮影

まず会場の外には「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」に登場した巨大なスーパーマン・スタチューバットモービルがド迫力展示!

出典:すぴ豊撮影

そして会場内のDCブースではもうすぐ公開の映画「スーサイド・スクワッド」来夏公開の「ワンダーウーマン」のコスチュームがドドーンとお披露目!

出典:すぴ豊撮影

さらにDCは大手映画会社ワーナーブラザースの傘下なわけですが、ワーナーのブースの方ではDCコミックスをTVドラマ化した「スーパーガール」「フラッシュ」「アロー」のコスチュームがズラリと並ぶ!

出典:すぴ豊撮影

またDCヒーローたちのレゴ商品を販売するレゴのブースではレゴ・ブロックで組み立てられた等身大のワンダーウーマンが出現!

出典:すぴ豊撮影

ちょっとしたヒーロー・ミュージアムです。

出典:すぴ豊撮影

SDCCの様子は集まったファンの手によって瞬時にSNSで拡散されるので、こういう”写真映え”するコンテンツが重要なのです。

出典:すぴ豊撮影

DCヒーローたちはコミックスの枠を飛び出し、映画にTVにそしてレゴにまで(笑)、活躍の場を広げています。

それが一望できる!1つのプロパティをいかに360度展開していくか、を実感できる空間になっていました!これぞコンテンツ・ビジネスですね。

14時間並んで入場!!SDCCの聖地はホールH!

SDCCの目玉は、ホールHと呼ばれる大会場を使ってのパネル(プレゼンテーション)。この会場は6500人ぐらい収容でき、アメコミ映画の大作の発表はここで行われるのです。

アメコミ映画はサマームービーの目玉として公開されることが多いので、ちょうど公開1年前のSDCCで予告編や映像の初出しをしてファンの間でバズらせ期待感を醸成させていく、そういう手法をとります。

出典:すぴ豊撮影

DCのパネルは23日(土)の午前11時半からおこなわれました!超人気パネルの1つなので、僕は14時間並んでバンド型の整理券を手に入れました。

しかしその苦労に見合うだけの充実した内容でした!中央と左右に超巨大スクリーン(モニター)を置いて会場全体をジャック!DCのロゴや映像・画像を次々と大きく映し出し、会場全体がDCユニバースに早変わり!

そして超豪華なゲストが次々とステージに登壇します!まずはこれからのDC映画の監督たちが一堂に集まりました。

出典:すぴ豊撮影

もうすぐ公開の「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エイヤー、来夏公開の「ワンダーウーマン」のパティ・ジェンキンス(「モンスター」で有名な女性監督)、DCヒーロードリームチーム「ジャスティス・リーグ」のザック・スナイダー、真紅の超高速ヒーロー「フラッシュ」のリック・ファムイーワ、海の王子「アクアマン」のジェームズ・ワン、「タイトル未定のバットマン映画」のベン・アフレック(彼は監督&出演です)。

一人一人が自分がとりかかる作品についての意気込みを熱く語りました。僕の印象では「アクアマン」のジェームズ・ワン監督への声援がひときわ大きかったような気がします。

アクアマンというのは「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」にもチラッと出てきた海底人ヒーローです。それだけ「アクアマン」への期待が大きいのでしょう。

これからのDC映画は明るく、楽しい、がキーワード?

監督たちが一旦退場し、改めてパティ・ジェンキンス 監督が登場。「ワンダーウーマン」の発表です。

ワンダーウーマン
ワンダーウーマン

出典:すぴ豊撮影

出演のガル・ガドット恋人スティーブ役のクリス・パインらもステージ上に現れました。

監督とガル・ガドットは終始テンション高く、ニコニコ。本当の姉妹かと思うぐらい和気あいあい

WONDER WOMAN Comic-Con Trailer

そして世界初公開となる「ワンダーウーマン」の映像が。

原作コミックスどおり、女だけの島=パラダイス・アイランドに米軍のパイロットのスティーブが漂流し、ワンダーウーマンことダイアナに救出されるところから始まります。

この後、生まれて初めて”男”と出会ったダイアナは、好奇心と冒険心からスティーブについていく形で外の世界へと旅立ちます。時は第一次世界大戦中!スティーブを助けるため、ダイアナはワンダーウーマンとなって敵の兵士たちと戦います。

剣と盾で、機関銃を撃って来る相手と戦うワンダーウーマン!「300」と「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」をかけあわせたようなCOOLな予告編。

出典:すぴ豊撮影

かと思いきやスティーブが「君の周りには男はいないの?」と思わず聴いてしまったり、また秘書という仕事の内容を聴いたダイアナが「それって奴隷じゃない?」と目を丸くしたりとユーモラスな会話もいっぱいでした。

次の「ジャスティス・リーグ」の紹介では、この作品でヒーローたちを演じる役者が全員集合!

バットマン=ベン・アフレック、ワンダーウーマン=ガル・ガドット、アクアマン=ジェイソン・モモア、フラッシュ=エズラ・ミラー、サイボーグ=レイ・フィッシャー、そしてスーパーマン=ヘンリー・カヴィルがステージに並び圧巻!

ここでも映像の一部が初お披露目となりました。

出典:すぴ豊撮影

バットマンことブルースがフラッシュやアクアマンに「仲間になろう」とスカウトするシーンで、アクションこそなかったものの、フラッシュがバットラング=バットマンの使うブーメンを欲しがったり、ブルースがアクアマンに「魚と話すか?」と挑発したりとキャラ同士のかけあいが面白いのです!

スーサイドスクワッド

出典:すぴ豊撮影

ヒーローたちが退場した後は、デッドショット=ウィル・スミスハーレイ・クインマーゴット・ロビー、ジョーカー=ジャレッド・レト「スーサイド・スクワッド」の面々が登場!

DCコミックスのヴィラン(悪党)たちがチームを組まされ、政府の裏ミッションをなしとげるという異色作!

デッドショットのコスプレ
デッドショットのコスプレ

出典:すぴ豊撮影

ウィル・スミスが「今までのヒーロー映画みたいに”いいものVSわるもの”という話じゃなくて”わるものVS邪悪なもの”という話なんだ」と、ナイスなコメント。

ハーレイクイン コスプレ

出典:すぴ豊撮影

なお「スーサイド・スクワッド」は本当に人気があってコスプレをするファンが多い。会場を歩いていると必ず、マーゴット・ロビー演じる悪カワ女子ハーレイクインのコスプレイヤーに出会います!

この他ギャグ満載の「レゴ・バットマン」(レゴのバットマンが活躍する異色作)も紹介されました。

全体的に感じたことは、ちょっと暗め・重めだった「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」への反動からか、明るいヒーロー映画を志向しているように感じました。

もちろんそれなりに深いテーマや人間ドラマとしての完成度は追及していくのでしょうが、僕らがヒーロー映画に期待するケレン味やカタルシス、ユーモアをこれからのDC映画は味わわせてくれそうです。

ヒーローは企業広告の味方?SAMSUNG×スーサイド・スクワッド

出典:すぴ豊撮影

コミコン会場の近くのハードックカフェホテルでは、SAMSUNGとスーサイド・スクワッドがコラボした体験イベントが開催!

出典:すぴ豊撮影

VRで自分が現場にいるかのような体験が出来たり、自分がスーサイド・スクワッドのメンバーになれるアトラクションが楽しめました!

Join the Squad at SDCC 2016.

これは性格診断していくと自分がスーサイド・スクワッドのどのキャラに近いか診断され、それになりきった動画が作られシェアされるというものです。

企業のPRとコンテンツのコラボのショーケースとしてよくできたイベントでした。

出典:すぴ豊撮影

この会場で!「スーサイド・スクワッド」の恐怖の縄使いスリップノット役のアダム・ビーチ氏、エリート軍人リック・フラッグ役のジョエル・キナマン氏と会うことができ、気さくに写真を撮らせてくれました!

出典:すぴ豊撮影

「スーサイド・スクワッド」なのにいい人たちだ!(笑)

正直「アロー」「ゴッサム」「フラッシュ」「スーパーガール」とDCのTVドラマの方のパネルにも参加したかったのですが、ホールH対策で手いっぱいで今年は参加できず!

SDCC Day 4 – Justice League First Footage + Supergirl Season 2

と思っていたら、DCの公式YouTubeコンテンツ”DC ALL ACCESS”が今回のホールHの様子やお披露目になった映像、そしてTVまわりの情報をまとめてくれたので、ぜひこれをご覧ください!

次回はマーベル@SDCCをお届けします!

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杉山すぴ豊
アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画についての啓蒙活動を雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・WEB・イベントにて行う。幼少のころ歌舞伎座の舞台に立ち 映画「劇場版サラリーマンNEO(笑)」にも出演。「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」のタイトル考案者です。エマ・ストーン嬢に「あなた日本のスパイダーマンね」と言われ「バイオハザード:アポカリプス」のジル役のシエンナ・ギロリー様に「あなたがゾンビだったら私は助けてあげる」と言われたことが自慢(笑)