みきとPは細部の音までこだわり抜く!
MIKIROCKワンマンありがとうございました!!!いいひと時でした。 #みきとわんまん 感想など話したいです。 pic.twitter.com/aGQurv5xoD
— みきとP (@mikito_p_) 2015年12月27日
2013年3月に「こくはく」でボカロPデビューし、今やボカロ界を代表するPとなったみきとPさん。その楽曲が持つ魅力とはいったい何なのでしょうか?
【miki】 こくはく 【オリジナル曲】
みきとPさんのデビュー曲「こくはく」で使用されたボカロは、みきとPの名前の由来にもなっている「SF-A2 開発コード miki」。アーティスト・フルカワミキをサンプルに起用したボカロです。
久しぶりにみきとPじっくり聴いてたらものすごくセンチメンタルになってしまった
— はなり (@___hanari) 2016年1月29日
6年前の曲ですが、今のみきとPさんの楽曲にも通じる可愛らしさとセンチメンタリズムが心地よい曲に仕上がっています。
「ぼっち幸福論」/録りました。
こちらは2015年10月に公開された「『ぼっち幸福論』/録りました。」という動画です。ギター、ベース、キーボード、三線、ドラムといった楽器を全てみきとPが演奏してレコーディングする様子が撮影されています。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm27464272
この動画を観ていると、みきとPさんが細やかな音にまで徹底的にこだわり抜いていることがわかりますね。
@mikito_p_ 突然リプ失礼しますo(_ _*)oみきとさんの音楽も、繊細な部分所々に相当なこだわりを感じます。音選びとか本当センスの塊。
— とあ4/29超会議ボマスB11 (@o0toa0o) 2013年7月11日
根底の音楽性はデビュー当時から今にまで通じるものがありますが、時を経て確実に洗練されていることも感じ取れます。
みきとPの伝説的ボカロ曲3選
では早速みきとPさんの代表曲から3曲を紹介していきましょう。
【GUMI・鏡音リン】 いーあるふぁんくらぶ 【オリジナルPV】
1曲目はみきとPさんを語る上では外せない超名曲「いーあるふぁんくらぶ」。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm18623327
チャイナなロックテイストの楽曲もさることながら、鏡音リンちゃんとGUMIちゃんが可愛く動くオリジナルPVが最高に可愛いですね。
「いーあるふぁんくらぶ」のPVめっちゃ可愛いな #mirai2プレイなう
— ゆず餅 (@DueGlenburn) 2015年1月31日
いーあるふぁんくらぶ聴いてた♪
PVが可愛いw
面白いね♪— 轍 隠禅 (@wadatiinzen73) 2014年9月1日
ニコニコ動画の総再生回数は446万回を超え、マイリスト登録数は13万弱という「伝説」にふさわしい一曲です。
バレリーコ/ GUMI/ MV
続いては少しエロチックな歌詞と昭和レトロなPV、そしてハイテンポなロックサウンドが秀逸な「バレリーコ」です。
【初投稿】バレリーコ 踊ってみた【七星まお】 (4:07) #sm28496072 https://t.co/QBdj2xCPXh 昨日(今日?)はまおちゅん(@_maochun )の生バレリーコ踊ってみた見れてよかった #菌撮
— ペロにゃん2号超会議、ゆるねこ部仙台 (@kota_photo345) 2016年4月24日
バレリーコ 歌ってみた【luz】 (4:8) #sm27033237 https://t.co/5YrvHPR7Mr いつの間にかマイリス1万突破!thx:)
— luz(ルス)@TOUR GENESIS (@luzabs) 2016年4月19日
ダンサブルなリズムが人気の楽曲で、「踊ってみた」や「歌ってみた」としても数多くの動画が挙げられています。
【初音ミク】 小夜子 【オリジナル】
3曲目はボーカロイド殿堂入り曲の1つ「小夜子」。みきとPの真骨頂ともいうべきセンチメンタルな曲調が魅力です。
みんな小夜子聞いてみて
みきとP?40mP?
ちょっと覚えてないけど…とりま歌詞がえぐい
メロディーが悲しいくらいに綺麗
何か切なくなる感じ— をみをみ@ゆで卵食らう (@mio_0602_kwkw) 2016年4月9日
みきとPはねkissとクノイチと小夜子と心臓デモクラシーと刹那プラスとツキアカリと非公開日誌とヨンジュウナナと夕立のりぼんと僕は初音ミクにキスをした
らへんが特に好き— 優魔防衛部二期を見ろ (@yuuma_boueibu) 2016年3月8日
メロディアスなロックギターはもちろんのこと、耳を澄ますと聴こえてくる美しい音色の数々にまで、みきとPさんのこだわりが感じられます!
独特のボーカルにハマる!みきとPさんの「歌ってみた」3選
ポップでロックでセンチメンタル。そんな多彩な楽曲を聴かせてくれるみきとPさんですが、ボカロ曲のセルフカバーもなかなか聴かせてくれます。
冒頭で紹介した「ぼっち幸福論」もそのうちの一曲ですが、ここではさらに3曲のみきとPさんの「歌ってみた」を紹介しましょう。
バレリーコ/みきとP歌唱版 Balleriko/MikitoP Ver.
まずは先ほど紹介した「バレリーコ」のセルフカバー。どことなくボーカロイドを感じさせる無機質な声質が逆に色気を感じさせる歌声ですね。
バレリーコのみきとPセルフカバーやばすぎっ!みきとPの歌唱力も動画も色気ありすぎなんだけどっ!
— ミトア (@olibiagiul) 2015年9月28日
初音ミクバージョンはもちろんですが、みきとPさんのバージョンもクセになりそうです。
福寿草 歌ってみた 【まじ娘×愛島】
続いてはみきとPさんの歌ってみた名義「愛島」で歌っている「福寿草 歌ってみた 【まじ娘×愛島】」です。
オリジナル曲はぐにょさんの「【初音ミク(ぐにょ)】福寿草【作曲してみた】」。

出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm20656420
ニコニコ動画発でCDデビューを果たしているアーティスト・まじ娘さんとみきとPさんのコラボ。
福寿草良いよね
私はまじ娘さんとみきとPのコンビのが好き— 本屋@低浮上 (@Bookstore_06) 2015年10月16日
福寿草 歌ってみた 【まじ娘×愛島】 (4:39) http://t.co/mm1YtaL9Ze #sm23032957 ああみきとP最高っす;;;;かわいいふいんきがたまらない
— 影裏 (@kgur_n) 2014年3月7日
2人の歌声が織りなす不思議なハーモニーが、オリジナル曲とはまた違った魅力を放っています。
【歌ってみた】 世田谷ナイトサファリ 【 愛島 】
最後に紹介するのはみきとP名義のボカロ曲「世田谷ナイトサファリ」のセルフカバーです。
出だしのギターがかっこよすぎますね!他の曲同様、細部の音まで作り込まれているので繰り返し聴いても飽きません。
やっぱり世田谷ナイトサファリいいよねえええええええ
— ゆいん (@yuin_niko25) 2016年4月14日
世田谷ナイトサファリが
大好きな私。明るい感じの曲やのに
歌詞見ると切なくて悲しくて。 pic.twitter.com/ad8SZ5PPsD— mao@nana民 (@kkkkkmao7878) 2016年3月15日
歳を重ねながらも、ただ延々と街をさまよい続けている主人公の所在無さを描いた歌詞の世界も独特で素敵です!
みきとPがアーティストに提供した楽曲も紹介!
2013年1月に声優・相沢舞さんに楽曲提供をしたのをきっかけに、その後みきとPさんは様々なアーティストに楽曲提供をするようになります。
ぼくのほそ道
そのうちの1曲がこちら。提供アーティストはかつてドーラでも紹介した「歌唱力おばけ」伊東歌詞太郎さんです。
ぼくのほそ道この曲は神
— 畏爲乘黐飫燠(飯野)@昆布 (@wwkonbuww) 2016年4月14日
ぼくのほそ道本当に好きなんだよね。最近とか暖かい日にふっと聞きたくなる。
— すまぷすん (@sumapusun) 2016年4月1日
作詞を伊東さんが担当し、作曲をみきとPさんが担当しています。
夏の半券 歌った@りょーくん
夏の半券めっちゃええ曲なんやで
— なな (@No_874) 2016年4月12日
こちらは幅広い歌唱力を持つ歌い手・りょーくんに提供した「夏の半券」。繊細なりょーくんの歌声にみきとPさんのセンチメンタルなメロディがよく合っています。
【C89】(un)sentimental spica / 鎖那【クロスフェード】
こちらのクロスフェードの2曲目「花とクマ」がみきとPさん書き下ろしの楽曲となっています。アーティストの鎖那(sana)さんはハニーワークスが作詞作曲したアニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」のエンディングテーマ「言葉のいらない約束」のヴォーカルでもあります。
(un)sentimental spicaやっぱめっちゃいい癒される
— るーと@翠 (@Ro_u_te) 2016年3月11日
こんなに可愛らしい曲も書けるのは、みきとPさんの多彩な音楽センスのなせる技ですね。
ボカロをもっとメジャーに!今後のみきとPにも期待!
ここまでみきとPさんの楽曲を聴いていただければお分かりかと思いますが、彼の作るボカロ曲はすでにメジャー級です。
【Miku Hatsune/初音ミク】Sarishinohara/サリシノハラ【MikitoP/みきとP Original PV】
ポップスシーンやロックシーンで人気を博しているアーティストやバンドと全く遜色ありません。にもかかわらず世間の「ボカロ曲」に対するイメージは、いまだに「オタクっぽい」です。
ボカロきーたらおたくなん?笑
ちょとわからんぞ— ☞ MIZUKI ☜ (@0312_gd) 2016年4月14日
ふと思ったんだけど今の10代ってカラオケ行くんだろうか。なに歌うんだろう。ボカロ系?おたくっぽくない?
— ねむこ (@nemoriovo) 2016年4月9日
こんなに素敵な楽曲がボカロ曲にもたくさんあるのに、「オタクっぽい」の一言で聴かずにいてはもったいない。みきとPさんの作る楽曲のようなボカロ曲がもっと広まって、ボカロ曲がロックやポップスなどと同列で語られる日が来ることを、筆者は待ち望んでいます。