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TV番組などで大きく取り上げられ話題となっている「サイファー」。みなさん耳にしたことはありますか?今、放課後や休み時間に集まってサイファーをする若者たちが急増中らしい!?というかそもそもサイファーってなんだ?!そんな若者たちの間で繰り広げられている空前のHIPHOPブームを大解剖します!

日本語ラップがいまカッコイイらしい!?

日本語ラップと聞いて、みなさんはどういう印象を抱きますか?

Evisbeats feat.田我流 and SD JUNKSTA / ゆれる人間交差点

現役大学生の筆者も中学生のときからチビチビと聞いていましたが、周りに日本語ラップをどっぷり聞いている人はなかなかおらず、むしろダジャレのようでダサいと虐げられることが多かった印象があります。

しかし、最近の「フリースタイルダンジョン」や「BAZOOKA!」主催の「高校生ラップ選手権」といった、MCバトルを題材にしたTV番組の登場により、HIPHOPに対する世間の印象が大きく変わりつつあるんです!

放課後や休み時間に・・・サイファー!?

先日、ZIP!で今若い子たちを中心に「フリースタイルラップ」が流行していると報道され、朝のTwitterがざわめいていました。

なんでも、「ラップをする若者が急増中」らしいのです。

その番組によると若者達はラップの練習のために集まってサイファーを行っているそう。

サイファーとは、ラッパーたちが自らのラップスキルをあげるために公園などに集まり、輪になってフリースタイルでその時の感情や思いをラップしあうという、ラッパーたちにとってなくてはならないもののことです。

ためしにTwitterで「サイファー」と検索をかけてみると、一般人によるサイファー動画がずらずらと流れ込んでくるのです。初対面でもラップをし合って挨拶的なジャブを交わす・・・すごい時代がやってきました。

中には、ダンジョンや高ラを見ているだけでいいの?金かかんないし、流行だからこそやるべきなんじゃない?と強いメッセージを投げかける青年も。

高校生ラップ選手権などのMCバトルブーム前から行っている方もいらっしゃるとは思います。しかし番組の効果で数が増えたのは確実だと思います。

動画を見ると気付くのですが、サイファーをやっている人々はストリートファッションだけでなくさまざまな服装が多いのが新鮮です。ラップが様々な人に受け入れられてきている証ともいえそうです。

現役大学生の筆者がフリースタイルラップの流行の理由を考察してみた

さて、若者達の間でフリースタイルラップが流行していることはお分かりいただけたでしょうか。それでも、流行だからといってフリースタイルラップにどうしてそこまで熱狂するのか理由が分かりませんよね。

【字幕付き】第9回高校生ラップ選手権 Lick-G vs 写楽 【準決勝 第1試合】 #13

筆者が日本語ラップにハマッたのは、クラスにいたら近寄りがたいようなオラオラな格好をした人たちが、神経を尖らせて日本語を巧みに使い、なおかつビートに乗って感情をぶつけるという言語文化としてはハイレベルな行為をしている姿に、言うならば「ギャップ萌え」したからです。

サイファー

出典:https://www.youtube.com/watch?v=z6y5i4mGRqY

即興で観客を沸かすリリックを作るなんてそう簡単にできるものではありませんよね。

なんといっても、TV番組に出演しているラッパーさん達が本当に上手であったから、若者達もこういったラッパーの姿をカッコイイと思い真似をする人が増えてきたのではないでしょうか。

レッツサイファー・・・とは言わないけどこれからのHIPHOPに期待!!

THE罵倒CYPHER【川崎サイファー】

いかがでしたか?TV番組の影響で、今までアンダーグラウンドでひっそりと生きていたHIPHOPがじわじわと地上に上がってきているような気がしますよね。

今まで日本語ラップを聞いていることを言うと「チェケラッチョ(笑)」とおちょくられることが多かったので、日本語ラップの良さや面白さがこうやって広がっていっているのは嬉しいことです。

サイファー

出典:https://www.youtube.com/watch?v=rW3Wbcj55Yg

心配なのは、サイファーやMCバトルはどうしても柄が悪いという印象を受けがちだということ。

せっかく払拭されつつある「ダサい」に代わって「怖い」というレッテルを貼られないように、路上でサイファーするときは公共マナーを守りましょうね!!

この記事を読んでサイファーが気になった方はこちらの「サイファーbot」をチェックしてみてください。毎日さまざまな場所でサイファーが行われていることに驚きますよ。

もしかしたら、もう自分の住んでいる町でサイファーの集まりが存在するかもしれませんね!

2016/12/2 追記
勢いが止まらないラップブーム。様々なCMでもラップが使われるようになっています。最新のラップCMブームについて知りたい方はこちらのNYラッパーも顔負け!日本のCM業界が空前のラップCMブーム!をご覧ください♪