FireShot Capture 257 - Marvel's Captain America_ Civil War - Traile_ - https___www.youtube.com_watch

すぴ豊です。

さる3月10日、アメコミ映画好きを熱狂させたのは、映画シビル・ウォー/キャプテン・アメリカの最終予告編にスパイダーマンが登場したことでした!

予告編動画は公開24時間で再生回数1億弱だそうです!(すごい!)今日は、その大特集です!

ファンの念願だった!アベンジャーズとスパイダーマンの共演!

まず、このNEWSがなぜこれだけバズったのか?その背景からお話ししましょう。

映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場するアイアンマンやキャプテン・アメリカ等のアベンジャーズの面々とスパイダーマンは、そもそもマーベル・コミックスのキャラクターです。

従ってコミックスの世界では、彼らは共演しているし、アベンジャーズのメンバーにスパイダーマンが入っていたこともあるのです。なので当然、映画のアベンジャーズにスパイダーマンが登場してもいいわけです。しかし、ここに“大人の事情”がありました。

実はマーベル・コミックスは当初自分たちで映画を作ることはせず、X-MENの映画化権を20世紀フォックスに、スパイダーマンの映画化権をソニー・ピクチャーズにわたしていたのです。00年に「X-メン」(映画は1作目のみX-MENではなくX-メンと表記)02年に「スパイダーマン」の映画がそれぞれの映画会社から公開されて大ヒットとなり、今日に至るまでシリーズ化されます。

Deadpool | Red Band Trailer [HD] | 20th Century FOX

ちなみに、いま全世界大ヒット中の「デッドプール」はX-MENのキャラなので20世紀フォックスの映画です。

Iron Man – Trailer

こうした流れの中、マーベルも自分たちで映画を作りたいということになり、その1作目が「アイアンマン」でした。これが成功し、いまの「アベンジャーズ」につながるわけです。マーベルは後にディズニー傘下となったのでマーベル&ディズニー製作となっています。

ちょっと複雑ですが!まとめるとマーベル・コミックス映画は、

    ・20世紀フォックスが作るX-MEN映画路線
    ・ソニー・ピクチャーズが作るスパイダーマン映画路線
    ・マーベル&ディズニーが作るアベンジャーズ映画路線

の3ラインが存在します。

従ってコミックスの世界では同じ仲間でも、映画の世界ではスパイダーマンとアベンジャーズはそれぞれ別の映画会社のヒーローであり、事実上共演できなかったわけです。

しかし、ここにきて状況が変わりました。

The Amazing Spider-Man 2 – Final Trailer

14年に公開された「アメイジング・スパイダーマン2」が思ったほどのヒット(大ヒットであることは間違いないのですが)にならなかったので、スパイダーマンをもっと盛り上げるためにはどうしたらいいか…という話になりました。

また、もともと映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のもとになった原作コミックでは、スパイダーマンが対立するアイアンマンとキャプテン・アメリカの中で揺れ動く設定があり、この物語にスパイダーマンは欠かせない、という声も多かったのです。

その結果、マーベル&ディズニーとソニー・ピクチャーズが話し合いをし「ソニー・ピクチャーズがスパイダーマンの映画化権を有しながらも、マーベル&ディズニーの映画にスパイダーマンが出てもいい」という合意をしたのです。

もっとわかりやすく言うと

    ・ソニー・ピクチャーズは、17年7月7日に新キャストで(=「アメイジング・スパイダーマン」シリーズを刷新して)新スパイダーマン映画を公開!
    ・それに先立ち、17年に登場する新スパイダーマンが、16年にマーベル&ディズニーの「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場

という画期的なコラボをすることになったのです!

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杉山すぴ豊
アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画についての啓蒙活動を雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・WEB・イベントにて行う。幼少のころ歌舞伎座の舞台に立ち 映画「劇場版サラリーマンNEO(笑)」にも出演。「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」のタイトル考案者です。エマ・ストーン嬢に「あなた日本のスパイダーマンね」と言われ「バイオハザード:アポカリプス」のジル役のシエンナ・ギロリー様に「あなたがゾンビだったら私は助けてあげる」と言われたことが自慢(笑)