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ニコニコ動画の生配信(以下、ニコ生)で行なわれているイタリア発祥の推理ゲーム「汝は人狼なりや?」、通称人狼ゲーム。ニコ生以外にもオンラインゲームやカードゲームとして様々な方面でムーブメントを巻き起こしているゲームです。ここではこの人狼ゲームを全く知らない筆者がどんなゲームなのか、どんなルールがあってどこがそんなに面白いのかについて調べてみました。いやはやこのゲーム、なかなか奥が深いんですね。

人狼ゲームには「ストーリー」がある

ニコ生で動画配信され、テレビ番組にもなっている人狼ゲーム。巷を席巻するこの推理ゲームは一体どのようなゲームなのでしょうか。人狼ゲームはもともとイタリアで作られたカードゲームで、現在も色々なデザインのカードが各社から発売されています。

このゲームには前提となるストーリーが設定されています。

村人たちと人狼たちの仁義なき戦い。それが「人狼ゲーム」。
村人たちと人狼たちの仁義なき戦い。それが「人狼ゲーム」。

とある村に人を食べる亜人「人狼」がまぎれ込みます。しかし姿形は人間に似ているため、誰が人狼なのか区別がつきません。しかし放っておけば村人は食べ尽くされてしまうでしょう。そこで村人たちは怪しい人物を投票で決め、投票数の多い人物を処刑していくことで人狼を倒そうということに。

これを知った人狼は「バカな人間どもめ。このまま処刑されないように立ち回って、村人全員を食べつくしてしまおう」と舌なめずりをします……。

これが人狼ゲームのストーリーです。これを聞いただけでもドキドキしてくる、スリリングな設定ですね。

人狼ゲームの基本ルールを知っておこう

ではいよいよ人狼ゲームの基本ルールについて見ていきましょう。ゲームには進行役の「GM(ゲームマスター)」が必要を決めます。ランダムに配られたカードによって「村人陣営(多数派)」「人狼陣営(少数派)」が決まりますが、この時に自分のカードは絶対に他の人から見えないように確認します。

ゲームは「昼」「夜」を交互に繰り返すことで進行していきます。昼は村人の時間。人狼を含む村人全員で会議を開き、制限時間内に多数決で処刑する人間を決定します。

夜は人狼陣営の時間です。全員が目をつぶり、GMの指示に従って人狼だけが目を開け、秘密裏に生存者を食い殺します。この時人狼のほか「預言者」「狩人」「霊媒師」などの役割を持つ人がそれぞれ特殊能力を使っていきます。

預言者は任意の生存者1人の正体を知ることができ、狩人は任意の生存者1人を人狼の襲撃から守ることができます。直前に処刑された1人の正体を知ることができるのが霊媒師です。役割の名称や種類はルールによって差があるので、ゲームごとに確認しましょう。

昼と夜を繰り返し、全ての人狼を退治できれば村人陣営の勝利、村人の数を人狼と同数にできれば人狼陣営の勝利となります。

人狼ゲームの「怖い」テクニック

ここでは人狼ゲームで使われるテクニックのうち、ゲームの世界観が垣間見える3つのテクニックを紹介しましょう。

1つ目は「カミングアウト」。これは預言者と霊媒師に許された特権です。自分の特殊能力によって誰が人狼かわかった場合には「自分は預言者(霊媒師)だから、こいつが人狼だと知っている!」と自分の正体を明かした上で人狼を処刑に追いやることができます。

しかしカミングアウトをしたからといって、カードを見せることはできません。つまり「本当にその人が預言者もしくは霊媒師かはわからない」のです。そこで有効になるのが「対抗カミングアウト」。これは人狼側が「そいつは偽物だ。本物は俺で、そいつこそが人狼だ!」と言うことです。すると村人陣営はどれが本物かわからなくなるというわけ。

ここで使えるテクニックが「ローラー」。これは「疑わしきは罰せよ」と、カミングアウトした預言者もしくは霊媒師を片っ端から処刑していく方法です。村人陣営はとにかく人狼の数を減らせればいいので、本物もろとも処刑してしまっても構わないのです。

相手が本当のことを言っているのか、それとも嘘か。人狼ゲームの世界は現実よりもシビアかも。
相手が本当のことを言っているのか、それとも嘘か。人狼ゲームの世界は現実よりもシビアかも。

「騙り」「騙し」は当たり前。そんな人狼ゲームのリアリティのある世界観が垣間見えるテクニックです。

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鈴木 直人
フリーのウェブライター。ファッションやサブカル、ビジネス、自己啓発など守備範囲は広い。非リアでぼっちだが、そんな自分をこの上なく愛している。