chachaultu!
ニコニコ動画を中心に発展目覚ましいボーカロイド界隈。ボカロ楽曲の中でもやはりウケやすい曲や流行の曲調が出来てくるもので、ヒットする曲に偏りが感じられる頃合いになってきました。そんな中にあっても、独創的ながらもヒットする個性派のボカロPはたくさんいらっしゃいます。今回は、不思議な世界観ながらヒット作を連発するボカロP“きくお”さんをご紹介したいと思います。

きくおさんについて

きくおさんは、ニコニコ動画などで人気を誇るボーカロイドPです。……なのですが、それ以前にプロのサウンドクリエイター、作曲家です。

従って楽曲のクオリティが高いのは当然といえば当然なのですが、今やそれだけでヒットするほどニコニコのボーカロイド界隈は小規模なものではありません。

VOCALOID幻想狂気曲リンク」「教祖系DJ」などのタグが頻繁につけられる圧倒的な世界観、中毒性の高い音楽性、衝撃的な歌詞他に類をみない存在感を示し、マニアックさと人気の高さを両立している希有なボカロPとしての地位を確立しています。

きくおさんのニコニコ動画での来歴

ニコニコデビュー

rapture_20151221135507

2010年09月14日に『【初音ミク】ボクを忘れた空想紀行【オリジナル曲】』という曲を投稿した事からきくおさんのニコニコ動画におけるキャリアが開始されます。 後にヒットする楽曲群を思えば意外なほどにストレートで明るい印象があります。

そんな中でもサビの中だけで一音半上への転調になっているなど、どこにも落ち着かない不思議な浮遊感あったり、可愛いようで内省的な歌詞など、この頃からきくおさんらしい確かな独創性を感じさせます。

「僕をそんな目で見ないで」が殿堂入り

rapture_20151221135706

その後6作目の「僕をそんな目で見ないで」がきくおさんにとって初の殿堂入り作品(10万再生)となります。

ワルツ調の、ちょっと聴いた感じはメルヘンで明るい曲調ながら、「死んだ子供が母親、父親に対して語りかける」という衝撃的な世界観を帯びた歌詞で大きな反響を呼びました。



変拍子やら不協和音や、急に畳みかけ出してメリハリがありすぎる歌が終始聴く人を不安にさせて来ます。しかし何故かずっと聴いていたいような心地よさ。

不思議な歌詞は(きくおさんの曲では珍しくありませんが)様々なファンによる独自解釈を産みだしました。ニコニコ大百科の動画記事(用語についてではなく、特定の動画についての記事)ではかなりたくさんの書き込みが寄せられ、それぞれの解釈を楽しんでいます。

この曲が投稿されてすぐにランキング入り。さらに5日後には殿堂入りのヒット。これを境にニコニコ動画内での知名度が上がり、以降、ヒット作を連発するようになりました。

1
2
シェア
野球クイズ
お笑いと音楽と漫画と昔話と映画と妖怪が好き。 目と耳が悪い。遠くの人や小声の人が苦手。