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すぴ豊です。

最近、日本でもハロウィン(マスコミによってはハロウィーンと表記)が定着しましたね。

ビジネスの規模としては近々バレンタインディを超える、とも言われているそうですが、確かにハロウィンは仮装パーティとか、よりイベント化しやすいし、お菓子だけにとどまらず、コスプレ・グッズからかざりつけと関連アイテムも多いですから。

ハロウィンは◯◯映画の季節!

僕も今年は、アメコミ・テーマのパーティに参加、フラッシュに扮しました。

ちなみにこれは、ハロウィンではないですが、先日NYで開催されたNYコミコンのコスプレイヤーたちの様子をレポートした動画です。「アベンジャーズ:エイジ オブ ウルトロン」に登場したハルクバスターのコスプレも登場!アメコミファンが集まるコミコンでこれですから、街全体が仮装する本場のハロウィンは大層盛り上がっていそうですね。

さて、ハロウィン=仮装のイメージが強いですが、もう一つ、ハロウィンと言えばお化け…。そう、日本では夏・お盆が怪談シーズンであるように、アメリカではハロウィンはホラー映画のシーズンでもあるのです。

というわけで、今日はハロウィンにちなみ、アメリカのホラー・キャラのお話です。

超ザックリ!アメリカン・ホラー映画のトレンド

ホラー映画については僕なんかより詳しい方も多いので、これから述べることについて「?」と思われるかもしれません。ただ僕の中で、アメリカ映画のホラー・キャラっていくつかのターニングポイントがあると感じています。

そのターニングポイントというのが、まず1930年代の「魔人ドラキュラ」「フランケンシュタイン」「狼男「ミイラ再生」「透明人間」と言った、ユニバーサル映画による怪奇映画のモンスター・ブーム

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次に、1973年の「エクソシスト」に起因するオカルト映画ブーム

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そして1980年の「13日の金曜日」に代表されるスプラッター系殺人鬼映画ブームです。

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これは極めておおざっぱなくくりで、例えば1975年の「ジョーズ」の成功による動物パニック映画ブームや、1968年にはゾンビ映画のパイオニアともいうべき「生ける屍たちの夜(ナイト オブ ザ・リビングデッド)」も重要。さらに「13日の金曜日」よりも1974年の「悪魔のいけにえ」や1978年の「ハロウィン」の方が重要というご意見もあるかもしれません。

ただ1930年代のユニバーサルの怪奇映画はともかく、怖い映画(残酷映画)というのは、基本メジャーな映画流通ではなく、こういう残酷映画を専門に上映する映画館(タランティーノ×ロドリゲスの「グラインド・ハウス」は、そういう映画文化へのオマージュ)や校外で若者たちが車でダベりながら観る”ドライブ イン シアター”を中心にかけられていたそうなのです。

しかし「エクソシスト」はメジャー映画として作られたわけだし、「13日の金曜日」は本来B級映画だったものを、メジャーの映画会社が配給しヒットさせたので、つまりメジャー流通にのってジャンルの人気をひろげた………今まで、こっそり、少し後ろめたい気分で残酷な映画を楽しんできたけど、メジャー映画が「あり」にしてくれたから市民権を得たわけであり、だからフォロワー映画が沢山うまれたようなのです

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杉山すぴ豊
アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画についての啓蒙活動を雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・WEB・イベントにて行う。幼少のころ歌舞伎座の舞台に立ち 映画「劇場版サラリーマンNEO(笑)」にも出演。「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」のタイトル考案者です。エマ・ストーン嬢に「あなた日本のスパイダーマンね」と言われ「バイオハザード:アポカリプス」のジル役のシエンナ・ギロリー様に「あなたがゾンビだったら私は助けてあげる」と言われたことが自慢(笑)