派手な戦闘シーンをMMDで再現した動画『【第8回MMD杯本選】MMDDFF【FF再現バトル】』
近年、ニコニコ動画を中心とする動画サイトでMMDが大流行しています。お人形のようなキャラクターたちが踊っている動画をご覧になったことはないでしょうか。仮想空間の中で好きなようにキャラクターたちを踊らせることができるMMD。なぜ流行しているのか、MMDで何ができるのかをご説明したいと思います。

MMDとは

MikuMikuDanceスターターパック2015 (100%ムックシリーズ)

MMDは「MikuMikuDance」の略で、「樋口M」こと樋口優氏が個人で開発した無料の3DCGムービー製作ソフトの名称です。3DCG、つまり立体的なCG映像を作るためのソフトですが、フリーソフトとしては破格の性能・完成度を誇ります。

愛用者・ファンも多く、本来は一ソフトの名称のはずなのですが、いまやMMDというとこのソフトを用いた動画の一群をも指します。
ネット文化の大きな一角を担っているといえるでしょう。

なお、ここでいう3Dとは、画面から飛び出してくるように見えるという意味ではありません。コンピュータ上に仮想の三次元空間を設定し、その空間を撮影しているという意味です。

どんな動画があるの?

ではそんなMMDにはどんな動画があるのでしょう。
こちらをご覧ください。


これが『MikuMikuDance』を用いた動画です。こんな感じで作成者はこのソフトを使って、画面の中で好きなキャラクターを好きなように踊らせることができるのです。

どうしてMMDはこんなに流行っているの?

では、なぜこんなにもMMDが流行しているのでしょう。 「MikuMikuDance」には以下のような特徴があります。

・手軽に人間を動かせる
・ダンス以外の映像も作れる
・コミュニティが活発
・素材が豊富

それでは、特徴を一つずつご説明しましょう。

手軽に人間が動かせる

仮想の三次元空間で人間を動かすのは本来非常に大変です。
私たち人間は普段意識していませんが、144個も関節があり、それぞれを適切に動かしながら生活しています。本当に再現しようと思えば、144個分の関節が、上下左右どの程度曲がったり伸びたりしているのかを数値化して入力しなければなりません。

以下は過去に発売されたゲームソフト『3D格闘ゲームツクール』と『98甲子園』と言うゲームの映像です。それぞれ、登場する人物の動きを自作することができるゲームとなっています。

ふざけて作った部分もあるかとは思いますが、仮想空間でそれっぽく人体を動かすこと、モーションの作り方の難しさは感じていただけるのではないでしょうか。

MMDでは、この人間モーションを動かす難しさを可能な限り簡潔に少ないパラメータに還元し、さらに操作しやすいものとしています。
これが、MMDが流行した非常に大きな理由だと思われます。


MMD作者の樋口M氏が『MikuMikuDance』紹介用に作った動画がこちらです。自然な動きが実現しやすいように設計されているのがお分かり頂けると思います。

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お笑いと音楽と漫画と昔話と映画と妖怪が好き。 目と耳が悪い。遠くの人や小声の人が苦手。