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MAD動画の著作権について

さて、映像素材は大抵著作権がありますので、それらを無断で使用したMAD動画は違法です。

著作権のないもので作ることもできるはずですが、そもそも、ネタフリとなる元の意味がないと面白くなりにくいものですので、どうしても違法と知りつつ作成されるものが多くなっています。

実際、権利所持者による削除も頻繁に行われています。これらの削除に対して、「表現の自由」を標榜して反発するMADファンもいるようです。

MADに用いられる作品には多くの人間が関わっているはずです。アニメDVDならば関わる人は監督や脚本、声優だけではありません。

企画会議をする人も、作画作業の管理をする人も、DVDをプレスする工場の人も、それぞれがその作品に“利害関係”と“仕事へのプライド”と“作品への愛着”を持っていて、それぞれの“努力”でやっとこ作品は成立しています。

一方で権利者に公認されたMADや、黙認を公言している作品もあります。例えばアニメ『翠星のガルガンティア』は、ユーザーからアニメ映像を使用したPVを募るという「公式MAD」作成コンテストを行っていました。最優秀を受賞した作品はこちら。

「著作権」が重要なように「表現の自由」ももちろん重要です。一方で、権利者や作品が成立した全ての要素に対して、決してないがしろにすることなく礼節を弁え、敬意を持った態度で作成・鑑賞を楽しむこともまた、重要なのかも知れません。

MAD動画を楽しもう

以上、MAD動画について簡単に説明させていただきました。

MAD動画というものは、録音用カセットテープを切り貼りして、文章をつぎはぎして意味を無茶苦茶(MAD)にしてしまう遊びが起源です。素材にあったはずの意味がなくなったり、逆に、素材のどこにもなかったはずの意味が発生してしまったり、「編集」という行為には独特の魅力があります。

それがいま、例えば『aviutl』などの高機能な映像編集ソフトが無料で使えるようになり、作り方を誰でも簡単に学べるようになった情報技術の発達によって、映像素材を誰でも手軽に編集できるようになりました。
この動画などが参考になるでしょう。

もし興味を持っていただけましたら、MAD動画を鑑賞したり作成者になって、「編集」の魅力を楽しんでみてください。

image by ぱくたそ , ニコニコ動画

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野球クイズ
お笑いと音楽と漫画と昔話と映画と妖怪が好き。 目と耳が悪い。遠くの人や小声の人が苦手。