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すぴ豊です。先日ついに公開された映画「アントマン」は、ご覧になりましたか?
楽しくて素敵なアクション・ヒーロー映画です!この小さなヒーローの活躍、ぜひぜひ大スクリーンでお楽しみください!
(なお劇場パンフレットに寄稿しているので、よかったらご覧ください)

アントマンにヤクルト登場!!!プロダクト・プレイスメントとは?

さてもうCMも流れているし、ご覧になった方はお気づきと思いますが、アントマンには日本のヤクルトが登場します!

ヤクルトは世界でも売られているので、“日本のヤクルト”という言い方は適切ではないかもしれませんが。これはプロダクト・プレイスメントというPR手法です。つまり劇中、さりげない形で商品を登場させるやり方。
(もちろん映画の中に登場するアイテムは、“このキャラの性格から考えて、ここでこいつが飲んでいるのはバドワイザーの方が絵になる“とか監督のクリエイティブ的な意向が反映され、必ずしもこういう商業的なタイアップと結びついていないこともあります)

プロダクト・プレイスメントが成立すれば、映画会社にとって商品を提供した企業が一緒になって映画のキャンペーンを展開してくれるから、映画自体の露出も増えるし、また映画は世界中で公開されるので、提供企業にとっては商品のグローバル・キャンペーンの機会として活用できるわけです。

007はSEIKOユーザーだった!?あの映画でもプロダクト・プレイスメント

映画のプロダクト・プレイスメントで僕が印象に残っているのは、中学生の時に観た「007 私を愛したスパイ」でジェームズ・ボンドがSEIKOの、当時としては最先端だったデジタル腕時計をはめていたことです。日本製品が007映画に登場してちょっと誇らしかった記憶があります。SEIKOの腕時計はこの後何本かの007映画に登場しました。

また、現在の007シリーズはソニー傘下のソニー・ピクチャーズが配給しているので、劇中登場する007の使うパソコンはSONYのVAIOなのです。英国のスパイなのに(笑)

いまはCGで画面加工が出来るので、例えば撮影の時はAチェーンのピザ屋さんの看板が映っていたが後でBチェーンのタイアップが決まったので、劇中に登場するAチェーンの看板をBチェーンのものに全てCGで書き換える・・・なんてこともあるそうです!

X-MENはマツダユーザーだった!?アイアンマンの腕にはコラントッテ!!!アメコミヒーロー達もプロダクト・プレイスメント

さて、アメコミの世界でもプロダクト・プレイスメントは一般的となっていて、アントマンと同様映画のマーベル・ヒーローたちは日本製品との相性がいいです。

まず2013年の「X-MEN2」では、自動車メーカー・マツダさんのRX-8がプロダクト・プレイスメントしていました。

劇中、X-MENの拠点(ミュータントたちの学園)が襲撃され、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが若いミュータントを連れて逃げるシーン。4人で逃げるのですが、ちょうど4人乗りのRX-8があって(笑)、それに乗って脱出します。
このRX-8、フラグシップ・モデルのカラーは赤でしたが、映画では、ブライアン・シンガー監督のこだわりもあったようで、青でした。

アベンジャーズ」では、同じく自動車メーカー・ホンダさんのアメリカ・カナダでの展開ブランドであるアキュラが活躍しています。スーパーヒーローを管理する国家組織S.H.I.E.L.D.仕様になっていました。

「アベンジャーズ」の中で最もすごいプロダクト・プレイスメントはこれだ!

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杉山すぴ豊
アメキャラ系ライターの肩書で、アメコミ映画についての啓蒙活動を雑誌・新聞・テレビ・ラジオ・WEB・イベントにて行う。幼少のころ歌舞伎座の舞台に立ち 映画「劇場版サラリーマンNEO(笑)」にも出演。「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」のタイトル考案者です。エマ・ストーン嬢に「あなた日本のスパイダーマンね」と言われ「バイオハザード:アポカリプス」のジル役のシエンナ・ギロリー様に「あなたがゾンビだったら私は助けてあげる」と言われたことが自慢(笑)