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すっげぇお金持ちの女性(60歳・未亡人)に、お金にまつわるお話をお聞きする機会に恵まれましたので、今回はそのことについてご紹介したいと思います。
金持ち男子と結婚したい! とお考えの女性のみなさんは、説教じみた話かもしれませんが、少しばかりお付き合いいただければ、今後の人生の参考になるかもしれません。

どれくらい金持ちの未亡人?

お話を聞かせてくださった未亡人が、どれほどの金持ちかと言えば、昨年先立たれた旦那様は会社経営者。
港区内の一等地に100坪を超える邸宅や貸駐車場がいくつもあり、彼女が「ちょっと税金の支払いがたいへんだった」と言えば、それは千万円単位でたいへんだったということを意味する……というような金持ち。

ふだん使いの時計は、カルティエ。
彼女のお兄さまが、40年ほど前に、海外勤務のときにお土産で買ってきてくれたもので、当時は1ドルが360円で、「舶来物」の時計は、一般のひとの1年分以上の年収にも相当したのだとか!

お金のある人生のなにが問題なのか?

そういう根っからの金持ちというか、先代・先々代からの金持ちのひとにとって、なにがたいへんなのか?

ぶっちゃけ、60歳を過ぎても、お金の使い方がよくわからないんだそうです。

こういう女性は、ほかにもお話を聞かせていただいたことがあります。
旦那様が先にお亡くなりになってしまえば、節約をしなくちゃ暮らしてゆけないんだけど、つい「いつもの」クセで、「いつもの」ものを買ってしまう

若いと、どうにかそういう性格が矯正できることもある。
たとえば、いま、2008年頃まで儲かり続けていて、リーマンショックで破産した社長たちが、ふたたび地を這うような泥を舐めるような生活から立ち上がり、元気になっていたりします。小泉政権のときに起業したひとたちの第3フェーズであるとも言われています。繁栄、没落、そしてまた繁栄のとき。だから第3フェーズ。

そういうひとは、お金の使い方を、痛い思いをして身をもって学ぶことができた。
だから、お金の使い方がうまい。

でも貴婦人は、いきなり海に放り出されたようなものだから、どうすることもできない。
お金、お金と言うのはみっともない。金持ち男子をあからさまに求め、求婚するのは、もっとみっともない。だってお金とは、あたしにとっては空気のようなものなのだから。そう思って、今日も、高級スーパーで100グラム2,000円のお肉を買う
もう旦那がいないから、入ってくるお金が限られているのだから、節約しないと暮らしてゆけないと思いつつ、考えていることとやっていることがバラバラ。

ジレンマを抱え100グラム2,000円のお肉を買う。
ノイローゼになりそうだと言っていました。

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ひとみしょう
作詞家・コピーライター・広告プランナーを経て、専業文筆家に。小学館 『Menjoy!』 での連載を経て、『ANGIE』初代編集長に就任(14年7月まで)。コラムの受賞歴多数。現在、連載9本を抱える。