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ダンスする人もしない人も一緒に楽しませるのが、ダンスの本領。

ダンスがステキな映画と言えば、「雨にうたえば」「フラッシュダンス」「リトル・ダンサー」「レッスン!」など、ちょっと思い出してみるだけでいくらでも出てきそうなくらいたくさんあります。

全身を使い、喜び、悲しみ、戸惑い、切なさなど、さまざまな気持ちを表現するダンス。特にペアダンスは、「共同作業」の難しさを乗り越えて作り出されるものですから、噛めば噛むほど味わいが増すスルメのような面白さがあります。一緒にダンスを踊ってくれる相手を探しに出掛けたくなるような、ペアダンス映画を3つご紹介しましょう。

世界にひとつのプレイブック(2012年公開)

妻に浮気されたパット(ブラッドリー・クーパー)と、突然の事故で夫を失ったティファニー(ジェニファー・ローレンス)は、どちらも心に大きな傷を負う者同士。パットは前妻に執着するあまり、まるで人生の落とし穴にすっぽりとはまってしまったかのように身動きが取れない状態でしたが、ティファニーが提案したダンスコンテスト出場を目指すことによって、少しずつ自分らしさを取り戻していきます。

互いにうまく気持ちを表せないふたりは、最初、ダンスの息もバラバラでした。似た者同士でありながら、水と油のように反発しあい、ステップを成功させることもできません。しかし、コンテスト本番、本気で向き合ったふたりが紡ぎ出すダンスは、まったく別物の素晴らしい出来でした。

ジェニファー・ローレンスのツンデレぶりがかわいい!
ジェニファー・ローレンスのツンデレぶりがかわいい!

言葉で表さなくても、ふたりのダンスを見れば、本当はどれほど強く求め合っているのかは一目瞭然。ダンスには、ときに踊り手の自己開放を助け、言葉にできない思いや、隠し持っていた感情を、溢れ出させるという効果もあるようです。

公式サイト:世界にひとつのプレイブック

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内野チエ
ライター。 Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。高校の3年間で1000本以上の映画を鑑賞、ときには原作と比較しながら楽しむ無類の映画好き。