「Sachiko」PVより
小林幸子さんのボーカロイドが発売された。
その名も「Sachiko」。国民的歌手のボーカロイド登場は朗報だ。
このボーカロイドには「Sachikobushi」という、小林幸子さんの歌い方をデータ化したものが同梱されるという。この「Sachikobushi」が音楽を変えるかもしれない?

小林幸子のボーカロイド「Sachiko」発売

7月27日、小林幸子さんの声をサンプリングしたボーカロイド「Sachiko」のダウンロード版が発売された。動画はこのソフトのデモ音源である。

VOCALOIDとは
ヤマハが開発した歌声合成技術および、その応用ソフトウェアです。
音符と歌詞を入力するだけで歌声に変換することができます。
つまり、歌手を呼ばなくても歌声を作り出すことができます。
歌声の合成には、歌声ライブラリという、実際の歌手の声から取り出した歌声の断片を用います。
この歌声ライブラリを変えることで「初音ミク」「がくっぽいど」※等のさまざまな歌声を作り出すことができます。
ニコニコ動画」や“Youtube”には、これらの商品を使った音楽作品が多数アップされています。

引用元:VOCALOID公式サイト

まるで小林幸子さんご本人が歌っているかのよう。このソフトによって、世界中のクリエイターが、小林幸子さんの歌声を自在に使用することができるようになった。

といっても、有名人のボーカロイドはこれまでにGACKTさんの「がくっぽいど」があったし、HIDEの死後に発売された「子 ギャル」でもボーカロイド技術によって歌声が再現されているなど、目新しいものではない。ボーカロイドブームのきっかけになった初音ミクも、藤田咲さんという声優の声が使われている。
個人的に注目したいのは、「Sachiko」には「Sachikobushi」という、小林幸子さんの歌い方のデータが入っているということ。

これまでのボーカロイドでは、人間っぽく歌わせたい場合、この説明動画のように自分でビブラートを入れたり各々で加工・設定する技術が必要だった。

それが、誰でも簡単に小林幸子さん風の歌い方をさせられるようになるというのだ。

※「ぼかりす」という加工補助ソフトはあったが、これは「ある曲を人が歌い、その曲の歌い方についてボーカロイドが模倣する」というもので、「どんな曲にもある人の歌い方を適用する」というものではない。

歌い方のデータ化


動画は、松任谷由実さんの名曲『ひこうき雲』を「Sachiko」に「Sachikobushi」を使って歌わせたもの。見事に”小林幸子”風の歌い方になっている。

歌い方がデータ化されるとはどういうことか?

GACKTさんの歌声が使えるボーカロイド「がくっぽいど」に「Sachikobushi」を適用できれば、<小林幸子の歌い方をするGACKT>の歌声が聴けるだろう。もちろん、逆に、GACKTさんの歌い方をデータ化して「Sachiko」に適用する、ということも想像できる。
(なお、実際の「Sachikobushi」は他のデータベースで使えないよう、ロックされている模様)

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野球クイズ
お笑いと音楽と漫画と昔話と映画と妖怪が好き。 目と耳が悪い。遠くの人や小声の人が苦手。