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【情報提供元:よしもとニュースセンター】


7月16日(木)、ピース・又吉直樹が著書『火花』にて、第153回芥川龍之介賞を受賞しました。

第153回芥川龍之介賞受賞で嬉しそうなピース又吉

本著は、今年2015年1月に発売された文芸誌『文學界』に初めて掲載された又吉による初めての純文学作品。『文學界』初めての増刷となるほど話題となり、3月に単行本として発売されるとさらに注目が加速し、第28回三島由紀夫賞にノミネート。惜しくも受賞は逃したものの、6月に第153回芥川龍之介賞にノミネートされ、本日選考を経て、羽田圭介さんの著書『スクラップ・アンド・ビルド』とともに受賞となりました。
なお、第153回直木賞には東山彰良さんの著書『流』が選ばれ、3人でフォトセッションを行ないました。

羽田圭介さんと東山彰良さんに挟まれるピース又吉

まず、受賞の感想を訊かれて「すごくビックリしたんですけれど、とにかく嬉しいです」とコメント。第1回開催の際、太宰治先生が欲しくて仕方がなかった賞を、又吉が(80年の時を経て)受賞したことについてはどう感じるかという質問には、「僕が小説を読み始めたのは芥川、太宰からでした。太宰が(芥川賞を)取れなくて川端康成に手紙を書いた(というエピソード)とかは聞いてはいました。時代も違うのでどうかわからないですけど、僕はテレビとかで太宰が好きとか勝手なことを言うてたまに申し訳ない気持ちになるんです。その時は、三鷹のほうにお墓参りに……今月は2~3回行ったんですね」と、彼らしい謙遜を。また、又吉が太宰に憧れて本を読み始めたように、今度は又吉に憧れて小説を読む方へのメッセージを求められると「ほかにも面白い小説はたくさんありますから。好き嫌いもあるでしょうし、他の方の作品を読んで小説を書きたいと思う人もいると思うので、僕のを読んでこの先小説を読むのをやめようという責任はどうか……。僕でジャッジしないで欲しいというか(笑)」と笑いを誘いながら「1人目として読んでくれるのは嬉しいですけど、2~3冊読んだ時は難しくてわからんこともあるんですけど、100冊読んだら本を好きになると思うので、そこまで頑張って読んで欲しいですね」と呼びかけます。

受賞の感想を述べるピース又吉

芥川龍之介が生きていたらかけてもらいたい言葉はあるかと訊かれると「僕みたいな髪型のヤツ、嫌いやと思うんですよね」とつぶやきつつ、「ベートーベンを――僕は似合うてんなと思ったんですけど――天才ぶってると書いていた印象が深い。厳しい一面、言われればそうやと思える説得力もある人なので、”又吉のこの感じ……お前やってるんちゃうか?”って言われそうな気がします」と返答。「誉めてもらえる自信ですか? いやいや(笑)、ないですね」と笑います。
また、ダブル受賞となった羽田さんがご自身の会見で「『火花』はこれまで3回、メディアでオススメとして紹介してますので、オススメの本が受賞してよかったなと思います」と言ってくださったことを受けて、「プロの作家さんに偏見なしに扱っていただけるのは、すごく嬉しいですね」と喜びを露にします。

名誉ある賞を受賞したことによって小説家としての今後の動向にも注目が集まりますが、本人は芸人というスタンスを全く崩さず、「あくまで、これまで通りです。芸人を100でやって、それ以外の時間に書くことをやってきたので、その姿勢は崩さんようにしようと思っています」と冷静に返答。その理由を訊ねられると「どちらにとっても、それがいちばんいい。毎月(自分の主催する)ライブをやってるんですけど(註:月1回、東京・ヨシモト∞ホールにて『実験の夜』を開催)、それをやりながら気付くこととか、お笑いにできひんことは……そのまま小説にはならないんですけど、文章を書くときの1文目になることもあるので。散歩をしながらとか走ったりしてるときに、頭の中に出てくる言葉から文章を書いたりすることもよくありますけど」とお笑いという本職でできないことを、小説というかたちで表現していることを丁寧に説明します。

受賞の感想を述べるピース又吉

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