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ビジュアル最強アイドル!夢みるアドレセンスが7月15日にリリースするセカンドシングル『サマーヌード・アドレセンス』のMV撮影現場に潜入したドーラ取材班。前回は夢みるアドレセンスの基本情報と撮影現場1日の流れ、そして撮影中に見せた彼女たちのとにかくかわいい一面をお送りしました。
ビジュアル最強アイドル「夢みるアドレセンス」

第2回はクリエイティブな部分、MV制作に関わるさまざまなスタッフさんへのインタビューを敢行。楽曲制作に携わるソニー・ミュージックの田口さん、私服パートの衣装を担当されているスタイリストの佐野さん、振り付け・演出を担当されているYumiko先生にお話をうかがいました。

夢アドスタッフに聞いてみた!:楽曲編

夢アドの楽曲面についての考えを教えていただいた。
夢アドの楽曲面についての考えを教えていただいた。

まずは、楽曲制作に携わるソニー・ミュージックの田口さんに、今回『サマーヌード・アドレセンス』をリリースするに至った経緯や、夢アドの楽曲を選ぶ上での考えなどを聞いた。

『サマーヌード・アドレセンス』は 「泣きながら踊れる」曲

-田口さんは夢みるアドレセンスに、いつから関わられているのですか?

実際、彼女たちがデビューしたのが2015年3月18日なので、正式に会社の人間として関わったとなるとその日からということになるんですけど、制作チームと話をするようになったのは2013年の終わりくらいからですね。ライブを見に行くようになったのは2014年の春からです。
デモのレコーディングとかは、僕がソニー・ミュージックの人間ということは伏せて、自分が集めた曲を彼女たちに唄ってもらうという作業を2014年の8月くらいからやっていました。

-1stシングル『Bye Bye My Days』はBiSを手掛けた「スクランブルズ」による楽曲提供でしたが、2ndシングルは「サマーヌード」のカヴァーでいこうと考えた経緯を教えていただけますか?

これまで夢アドは季節の歌を歌っていなくて、前作の『Bye Bye My Days』は春の出会いと別れというものと、彼女たちのメジャーデビューをつなぐ曲を作りたいと思い、あのような曲になりました。今回は7月15日、夏リリースということは先に決めていたので「やっぱり、夏!というものが伝わる曲を作りたい」と思ったのが第一です。

もう一つは、現在のアイドルの楽曲は非常にレベルが高いですよね。昔は「アイドルなのに楽曲が良い」「曲が面白い」というのがウリになっていたんですが、もはやそれがが当然になってきています。そんな中「なるほど!そうきたか!」と思わせる企画性のあるものを考えないといけないと思いました。

POPSの手法としてサンプリングやリコンストラクションといったカヴァーとは違う一部分だけを使用して別曲を作るというものがあるんですが、アイドルグループでやっているところはあまりいないので「面白いのでは?」とチャレンジしました。ある程度皆さんが知っていて、ベタ過ぎない、彼女たちのシャレた感じという条件で夏の曲を相当聞き比べた中で、真心ブラザーズの『サマーヌード』がバランス的にベストでした。

-これまでインディーズを含めて多くの楽曲を発表していますが、夢アドの世界観を構築する上で一貫しているものはありますか?

多くのアイドルグループが、年齢がどうであれ青春感、思春期感というものを共通して持っています。その中でも夢アドは「アドレセンス=思春期」という言葉をグループ名に持っているくらいなので、子供以上大人未満である思春期の揺れ動く感情をどう切り取るか、どう表現するかが曲の中心にあると考えています。

『Bye Bye My Days』は春というお題で思春期を切り取ったらこういう感情かなと思い作りました。『サマーヌード・アドレセンス』は分かっていても失敗しちゃうダメな恋愛という切ない詞になっているんですが、サウンド的には踊れるというか「泣きながら踊れる」曲になっています。「踊り」が、思春期の押さえつけられた感情を解放した、夏という季節ならではの表現ができればと思っています。

感情を解放し、海へ走り出す
感情を解放し、海へ走り出す

-『サマーヌード・アドレセンス』を制作するにあたって、作家陣や演出陣のどのような指示を出されたのですか?

原曲のイメージを保ちつつ、どこまで新しいものを作れるかというバランスを意識しました。例えば、今回の『サマーヌード・アドレセンス』は1997年に発売された『ENDLESS SUMMER NUDE』をサンプリングしているんですけど、イントロのフレーズが印象的なので、そこは入れたいというのと、歌詞の【僕ら今 はしゃぎすぎてる 夏の子供さ】という肝のフレーズを【僕ら今 はしゃぎすぎてる そんなフリして】と変えさせてもらっています。

長く引用しすぎると、すごくカヴァーっぽく聴こえてしまうし、短すぎるとリコンストラクションしているのが伝わらないですから。また、年齢の設定が原曲よりも下がって、視点が女の子になっているアンサーソングになっています。大事な『サマーヌード』がこんな風になっちゃうなんてというのは、どうしてもあると思うんですけど、そこはリスペクトの気持ちが伝わるような曲にしました。

-今回のMVでこんな夢アドを見せたいというものはありますか?

ここ数作の曲もそうですし、MVもクールな表情が多かったと思うんですけど、今回は純粋にかわいいとか、楽しんでるという表情を押さえていけたらと思っています。

夢アドスタッフに聞いてみた!:衣装編

今回のスタイリングのポイントは?
今回のスタイリングのポイントは?

続いてMVの私服パートの衣装を担当されているスタイリストの佐野さんに、衣装のポイントを伺った。

脚を見せる衣装でスタイルの良さを強調

-今回、私服衣装を担当されているということですが、衣装のポイントは何ですか?

海と夏っぽい撮影でしたので、全員カラフルで脚を出しているのがポイントですね。みなさんスタイルがとても良いので、脚は全面的に出そうと思いました。あと、5人がバラバラの個性を持っているので、丈とか素材とかをバラバラにしています。

-発注からどのような過程を経て衣装は決まるものなのですか?

今回、夢アドさんの衣装を担当するのが初めてなんですよ。実はメンバーの内3人は、今日初めて会ったんです。フィッティングもなかったので、5人の写真や映像を見て、こういう顔立ちだから甘い方が合うんじゃないか、それとも大人っぽい方が合うかなというのを想像しながら、頭の中で組み立てて5人のバランスを考えて決定します。

現場での細かい修正も行う
現場での細かい修正も行う

-現場で変わったりすることはありますか?

着せてみて、身長によって丈が長かったりとかありますね。そんな時は、予備の中から臨機応変に対応します。

-佐野さんから見て夢アドの魅力はどこにあると思いますか?

みんなクオリティが高くて、かわいいですし、脚が綺麗!!すごくスタイリングのし甲斐があります。

夢アドスタッフに聞いてみた!:振り付け・演出編

今回、振り付けだけでなく演出も担当
今回、振り付けだけでなく演出も担当

最後に、でんぱ組.inc などの振り付けも担当されているYumiko先生に、夢みるアドレセンスに対しての印象を伺った。

「綺麗に作り上げた」可愛さと「素の」可愛さのコントラストを表現

-今回、初めて夢アドの振り付けをご担当されたということで、しかも振り付け兼MV演出といった立場でしたが意識したことは何ですか?

とにかく完璧なかわいさはすでに持っているので、そこから引き算して、崩す面白さをうまく引き出してパッケージにすることを意識しました。あと、振り付けはお化粧するのと同じなので、目線とか立ち方とか仕草とか、彼女たちが持っていて使えるものは全部使っとけ!と思いましたね(笑)

-夢アドにとって今までにないような表情が出ていたように思いますが。

そうですね。彼女たちが持っている絶対的な「かわいい」のイメージから外したものを「あっ、これもかわいいの1つなんだ」と気づいて、少しずつ幅を広げてもらえると、人としての魅力につながるのではないかと思います。

-これまではクール路線が多かったですが、今回はやっぱり「かわいい」を前面に押し出す感じですか?

うーん…「かわいい」も雑誌的なかわいさではなく、人だったり、動物だったり、生き物的なかわいさを出せたらいいですね。かわいいお顔の作り方はホントにお上手で、私の方が勉強させてもらってるんですけど(笑)「かわいい」ばかりだと、やはり箸休めも必要なので、それが「かわいい」の幅なのかなと思います。

-海での撮影もありますが、そこでは彼女たちのどんな表情を見せたいですか?

やっぱり、素でいる時の彼女たちの「かわいい」と、綺麗に作り上げた「かわいい」とが、上手くコントラストを出せるといいなと思います。あと、はしゃいでいる感じも、出来なくて悔しがっている姿もリアルに出して、それら全てを一緒にまとめることができたら綺麗な花束になるんじゃないかなと思います。

楽しそうにはしゃぐ姿を見せるメンバーたち
楽しそうにはしゃぐ姿を見せるメンバーたち

-初めてメンバー5人とお会いになった時に感じたことはありますか?

すごくお茶目ですね。「かわいい」彼女たちも魅力なんですが、私は抜け要素の方が魅力に思いました。まだ10代の柔らかさがあって、未完成だから伸びる余地がある、そんな伸びしろを私が想像しているよりもたくさんお持ちだったので、すごく惹きつけられましたね。

撮影の合間に見せるお茶目な一面
撮影の合間に見せるお茶目な一面

-曲をもらった時にある程度イメージを固めてこられるのでしょうか?

どの現場でもそうなんですけど、自分の理想の画を持ち込むとうまくかみ合わないんですよね。リミットが決まってしまうって言うんですかね、ですから出来るだけ柔らかい状態で持って行って、メンバーやスタッフと話をして可能性を探るといった方法を取っています。

-今後、夢アドにどのような成長をしてほしいと思っていますか?

可愛さはもちろん、抜けている所だって1つの良さとして認めて、その人ならではの美しさを、それぞれの考え方で、それぞれのやり方でディベロップメントしていただけたら…ってそんな上から目線で言えるわけないじゃないですか!(笑)

-アハハハハ。いやいや言ってくださいよ。

若い時かわいいって当たり前の話じゃないですか。その後、女性って年老いていくのが怖いじゃないですか。その時に武器になる何か、それは発想なのか視点なのか分からないですけど、今から育てていくと、将来、より美しくなっていただけるのではないかと思っています。

「かわいい」の幅を広げていってほしい
「かわいい」の幅を広げていってほしい

メンバーはもちろん、スタッフたちのさまざまな思いが詰まった、夢みるアドレセンスのセカンドシングル『サマーヌード・アドレセンス』MVがこちら。

4回に渡ってお送りするシリーズ企画。次回、第3回はメンバーの志田友美さん、小林玲さんにMVの見どころをインタビュー。お楽しみに!

夢みるアドレセンス
公式サイト:http://yumeado.com/
公式Twitter:https://twitter.com/Y_Adolescence

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