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出典:YouTube

2月8日、埼玉・所沢の西武ドームを舞台に「リアル車将棋」が開催されました。

16種40台の車を「王将」「飛車」「香車」「歩」などの将棋の駒に見立て、球場を盤面に超一流の棋士が本気で将棋を指したのです。

 

その模様の一部を紹介している動画がこちら。

棋士が将棋を指すごとに、人々が車めがけてダッシュします!

 

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出典:YouTube

 

駒から見た映像はこんなかんじ。孤独を感じます。

 

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出典:YouTube

 

将棋の駒の「角」は斜めに移動するので、左右ギリギリのところをスレスレで移動します。時間制限のある競技なので、事故っている場合ではありません。

 

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出典:YouTube

 

「おれは所詮会社の駒だしな……」と、なかばみずからの人生を諦め気味の方は、ぜひ動画のなかにたくさんある「駒の視点」で「ゲーム全体の進行」をご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

所詮おれは駒だ、と言っても、そもそも駒が安全に動かないとゲームは前に進まない。駒が動く技術(この動画の場合、運転技術)がないと、ゲームは途中で頓挫してしまう。

つまり「所詮、駒」とあなたが思っていても、スキルの高い駒がないと、全体の進行がむずかしいのが、このゲームであり、実社会における組織のあり方ではないかと思います。

 

ということは、「おれは所詮、駒」と思うのではなく、駒がないと社会が正常に機能しないと誇りをもってみてはいかがでしょうか。

ときには強制的に「物事のよい面」を考えつつ、動画の地味な「駒の移動」を見てみると、駒のすばらしさ――つまりあなた自身のすばらしさを実感することができるのではないかと思います。

Photo: YouTube

(ひとみしょう)

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ひとみしょう
作詞家・コピーライター・広告プランナーを経て、専業文筆家に。小学館 『Menjoy!』 での連載を経て、『ANGIE』初代編集長に就任(14年7月まで)。コラムの受賞歴多数。現在、連載9本を抱える。