お金を管理する銀行は、信頼と安心感が最も大切となります。ですので、CMを制作する際には、国民的に信頼度の高いタレントを採用するなどして、健全なイメージを訴求します。

そんな銀行のCMのなかでも秀逸なのが、「ACC CM FESTIVAL」のテレビCM部門で、「ACC シルバー」を受賞した(2012年度)、武蔵野銀行の「ウソ発見器」。地方銀行の「地域密着」「地元愛」を上手く伝えるストーリーとなっています。

図2

 出典:YouTube

埼玉を中心に流れたこちらのCM、もし、ウソ発見器が頭の上についていたら……という設定で展開されていきます。職場の上司のサムいギャグに皆、笑って反応するも、ウソ発見器のメーターはモゾモゾと動いてしまいます。また、洋服屋で「最後の一枚なんです」と接客する店員のメーターもモゾモゾ……。コンパでの会話はモゾモゾだらけのよう。

図3
 出典:YouTube

そんなホンネとタテマエがはびこる世の中で、地元の友人だけは、ウソ発見器のメーターが動いていません。「やっぱり地元がいいよね」という心あたたまるCMとなっています。確かに気分がほっこりする内容です。

そんな銀行のCMですが、最近では「沖縄・琉球銀行のCMがスゴすぎる」と話題になっているようです。

というのも、登場するのが信頼度の高いタレントではなく、なんとロボット。颯爽と現れたロボットが合体するシーンから始まる同CMは、まるでアニメ番組の予告編のよう。しかし、浮かび上がる文字は「しあわせの教育ローン」。琉球銀行のCM「グレーと☆リュウギーン【登場編】」は、どっぷりロボットアニメとなっており、その完成度の高さに驚きの声が上がっているのです。

図1 出典:YouTube
また、ナレーションは、数々のロボットアニメで声優を務めてきた速水奨さんが担当。ロボットデザイン・監督・演出・作画も、多くのロボットアニメ・ゲームを手がけてきた大張正己さんが担当するなど、その本気度はかなりのもの。

実は琉球銀行のCMに、ロボットが登場するのはこれが初めてではありません。ボーカロイドの歌に乗り、魔法少女のコスチュームを着た「琉海(るみ)」「琉空(るら)」という美少女が登場するCMは、昨年度の代表作となっています。

今年、創業67年を迎える歴史ある銀行が、こういったCM展開をするのは、「銀行の堅いというイメージを和らげる」ため。若年層の関心を引きたいという狙いは、今のところ当たっているようです。

さすがは沖縄といったところでしょうか。これまでのイメージを覆す、思いきったCMが心に刺さるんですね。

(屯田兵)

 

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