猫が飼い主をじっと見つめるとき、「この猫から、人間やその周囲の世界はどう見えているんだろう?」と思うことはありませんか?その分野は未だに研究途上ですが、2013年にWiredで紹介された、アーティストNickolay Lamm氏が作成した「猫の視界」を再現したという画像によれば、人間の見え方とかなり異なるとのこと。

猫の目から見えている光景と、人間の目から見えている光景はきっと違うのでしょうが、共通するところもあるはず…、という希望的観測を後押ししてくれる、そんな動画がこちら。スライドするスリット入りのシートを通して見ると、実際には動いてはいないけれども、動いて見えるスリットアニメーションです。

猫が登場するのは、動画の【1:00】ごろ。一見、スライドさせたスリットの動きに反応して、手を出しているようにも見えますが…、【1:13】ごろに、筒へ吸い込まれるボールを目がけて前脚を出しているのがわかりますね。スリットアニメーションと多少異なりますが、「止まっているのに、動いて見える模様」に対する、猫の反応も動画で見つかります。まずはこちらのリンクから、その動いて見える様子を確認のうえ、以下の動画をご覧あれ。

まんまと、紙上でグルグルと回る(ように見える)模様へアタックする猫。単純に、紙に反応している可能性もありますので、猫と暮らす方々は、ぜひご自宅の猫の眼前に、錯視画像をプリントした紙と、白紙の紙とをちらつかせて、反応の差を確認していただければと。

ちなみに、ディスプレイに表示された錯視画像では、あまり反応しない猫もいるようです。

(常山剛)

シェア