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斬新な切り口とはいったい
来たる10月11日、今年もキングオブコントが開催されます。2012年の優勝者はバイきんぐのお二人でした。優勝を果たしたネタはいったいどんなネタだったのかを振り返りたいと思います。

NHKBSプレミアムの「笑けずり」という番組で、若手芸人に講義を行う講師として出演したバイきんぐは、若手芸人の皆さんに「ベタな設定だが斬新な切り口のコントを作る」という課題をだしています(笑けずりに関しては先日のAマッソについての記事でも触れましたね)。ではバイきんぐのお二人自身がコントで見せている「切り口」とは一体どんなものなのだったのでしょう。

バイきんぐについて

その前に、バイきんぐのお二人についてご紹介しましょう。
小峠英二さん 1976年6月6日生まれ。福岡県出身。
西村瑞樹さん 1977年4月23日生まれ。広島県出身。

SMA公式HPより引用

結成は1996年。SMA NEET Project所属。お二人は2012年、キングオブコントに決勝初進出、劇的な爆笑を取り優勝。この時のツッコミフレーズ「なんて日だ!」は小峠さんの代名詞になりました。

お笑いの斬新な切り口とは?

「斬新な切り口のコント」の例として示されたのは、バイきんぐ自身の「コンビニ強盗」のネタでした。
その内容は、コンビニの店員と強盗という、コントのみならず漫画や映画・ドラマで何度も見たことがあるベタな設定ながら、強盗の侵入が「その強盗の前に別の強盗が来ていて、その日二回目」であることによって斬新なものとなっています。

コンビニに強盗に来てみたら実は……?
コンビニに強盗に来てみたら実は……?

彼らが優勝したキングオブコントで披露されたネタを振りかえると、「久しぶりに母校を訪れた生徒だが、自動車学校」と、「出奔した子供が帰って来たが、性転換をしている」というもの。ベタな場面に一つ斬新な切り口を載せているという共通点が発見できます。

もう少し踏み込むと、「ベタな状況から期待される展開」が、「その状況の重要な前提が一つだけ崩れている」という共通点が発見できそうです。

番組「笑けずり」でバイきんぐが講師となった放送回では、審査員としてインパルス板倉さんが出演していましたが、インパルスがきんぐオブコントで披露したいくつかのネタにも同様の共通点が見いだせるでしょう。
「町工場の面接だが、志望者が超優秀」などが該当します。

番組「笑けずり」の放送では、課題を与えられた若手芸人の中の“ぺこぱ”というコンビが、「手術だが患者が健康」という設定と切り口を見せ、数組の中で一位に輝きました。

健康なのに
健康なのに

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お笑いと音楽と漫画と昔話と映画と妖怪が好き。 目と耳が悪い。遠くの人や小声の人が苦手。