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血まみれの強そうな黒人
怖い怖いと言いながら、やっぱり見たくなるのがパニックホラー映画。知識なしに観るのももちろん面白いのですが、筋書きをある程度予測しながら観るのもこのジャンルの楽しみ方の1つでもあります。
ここではそんなパニックホラーで「最後まで生き残る登場人物」に共通するタイプを典型的な作品とともに紹介します。「最後まで生き残る人物」がテーマなのでどうしてもネタバレを含むのでご注意を。さあ、あなたは最後まで生き残るタイプ?それとも……。

「臆病者」は最後まで生き残る【デッド・フライト】

冒頭シーンで虐められて怯えているようなタイプの人物や、ゾンビやモンスターなどが出てきても「ひいいい!神様助けてくださいー!」なんて叫んでいる人物は意外としぶとく生き残るのがパニックホラーです。

飛行機

飛行機の中でゾンビパニック!な映画『デッド・フライト』でも終始隅っこでブルブルと震えているだけのシスターは、終盤までゾンビに気付かれることなく(!)生き延びています。

しかし勇気を出してゾンビに引きずられる人を助けようとしてしまったばっかりに無残な最期を遂げます。何もしなければもう少し生きていられたのに……。

「インテリ」は最後まで生き残る【シャーク・ナイト】

頭脳明晰、冷静沈着なタイプの登場人物もたいてい終盤まで生き残っています。観客と同じで今の状況がかなりヤバイことがすぐにわかるからです。危険な状況でも草むらでいちゃつくようなカップルとはレベルが違うわけです。

サメ

淡水のはずの湖に大小様々な人食いサメが出没し、登場人物たちが食い散らかされる『シャーク・ナイト』の主人公ニックもそうでした。

筋肉隆々の黒人やチャラ男、皮肉なことばかり言うゲーマーなどがどんどん餌食になっていく中、医者志望のニックが物語の最後まで生き延びています。

「最初に異変に気付く愚者」は生き残る【キャビン】

パニックホラー界において単にトンチンカンなだけの愚者は初期の段階で殺されるのが定番です。

しかし異変に気付いて「何かおかしいよ!」と言い始めるおバカさんタイプの人物は、物語の真相を言い当てていることが多く、生存時間もグッと高まります。

ホラー映画の定番設定やストーリーを逆手にとって、壮大なメタ表現に挑んだ『キャビン』でも、「愚者」と呼ばれるマーティが物語の最後まで生き残っています。同作はマニアの間でもホラー映画の「あるある」をうまく皮肉った名作とされる作品です。

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鈴木 直人
フリーのウェブライター。ファッションやサブカル、ビジネス、自己啓発など守備範囲は広い。非リアでぼっちだが、そんな自分をこの上なく愛している。