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チョン・ソンハ
今や次世代スターの発掘には欠かせないツールとなったYouTube。世界がフォローするジャスティン・ビーバーや、テイラー・スイフトのライブでオープニングを務めるなどして最近注目されるザ・ヴァンプスも、YouTube出身のアーティストです。
今回は、そんな音楽好きさんにも音楽初心者さんにもオススメしたい韓国人アーティスト、「チョン・ソンハ(Sungha Jung)」の紹介です。

まずはその凄さを体感してほしい!

カノン」は、聴いたことのない人はほとんどいないくらい有名な、クラシックの名曲。その独特で美しいポリフォニーが、聴く者そして弾く者をも魅了します。この曲は、弦楽器の中でも特にヴァイオリンで演奏されることが多く、難易度も低いため初心者からプロまで幅広い層に演奏されています。

ただ、天才ギタリストチョン・ソンハは、普通には演奏しません。彼が弾くのは「Conon Rock」。「カノンのロックバージョン!?」と驚く人も多いでしょう。でも、その演奏は想像以上のクオリティなのです。

チョーキングトレモロピッキング・ハーモニクスなど、ギター演奏の技法がたくさん詰まった、まさに鳥肌ものの演奏。ヴァイオリンではできない近代的なアレンジ方法で完璧なロックに仕上がっています。

カバー曲で感じるチョン・ソンハの世界

9歳で父親からギターを習い始め、それからすぐに才能が開花。「韓国のオーガスト・ラッシュ」と呼ばれることもありました。彼が演奏する動画は音楽業界のVIPの目にとまり、あのオノ・ヨーコさんにも一目置かれていたそうです。

余談ですが、チョン・ソンハがギターを始めるきっかけとなった彼の父は、アマチュアのギターリスト。それでも父の姿を見てギターの世界に飛び込んだのですから、彼にとって父の存在は大きなものだったのでしょう。

当初からクラシックギターで名曲をカバーしているチョン・ソンハ。彼のYouTubeサイト「jwcfree」には、少年が自分の身体より大きなギターを抱えて巧みに演奏する動画がアップロードされています。

小さな手で奏でられるThe Beatlesの「Blackbard」。チョーキングを丁寧に盛り込み情緒豊かに演奏されるこのメロディーは、目を瞑れば、小学生が弾いているとは思えないほどです。

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wachi
北海道出身、ライター兼編集者。 無類のパン好きで、3食パン生活もOK!