
「RUSH BALL」なくして夏フェスは語れない!
夏といえば、夏フェス!昨今、日本各地でロックバンドが多数集まる野外ロックフェスが開催されていますが、とりわけ夏は大型フェスが集中する季節です。
「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)」や「ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロッキン)」、「SUMMER SONIC(サマソニ)」などが有名ですが、関西ではやはり「RUSH BALL」なくして夏フェスは語れません。
サマソニなんかは関西でも開催されますが、参加アーティストの数など、さすがに関東のメインステージと比べると劣ってしまう感じが否めないんですよね。見たいアーティストがいるのに、関東のステージは出演するけど関西には来てくれない、ということが結構あります。
特に、目玉の海外アーティストは大阪でも見ることができる場合が多いですが、日本のバンドは結構限られます。

そういう意味では、今めちゃくちゃ熱い旬のバンドが多数出場するRUSH BALLは、関西のロックファンにとって非常~にありがたいフェスとなっています。毎年8月の末に開催されることから、RUSH BALLに行かなきゃ夏が終われないとも言われます。
今回はそんなRUSH BALL2015で僕が実際に見て、聞いて、感じた激アツバンドをご紹介したいと思います!
といっても、RUSH BALLに出場する時点でかなり知名度があるバンドということになるので、もう知っている方も多いかもしれません。
特に、ロックの入り口に立った人向けにご紹介できたらなと思っています。
the HIATUS
読みは「ザ ハイエイタス」。
ELLEGARDENという最近のロックシーンではわりと伝説的なバンドがあったんですが、活動を休止してしまっています。そのバンドのボーカルである細美 武士が立ち上げたのがこのプロジェクト。
ボーカルが細見で、かつ作曲も担当することが多いということで、エルレと似た雰囲気の曲も多いですね。オルタナティヴロックど真ん中の正統派という感じで、万人ウケしやすいバンドかもしれません。
SiM
ラウドなロックが好きな方にとっては、SiMは外せないバンドの一つです。レゲエやパンクを取り入れた音楽性がカッコイイ!
熱狂的なファンが多いのも特徴で、スタンディングエリアの前の方はモッシュやダイブ……要するに人がぶつかり合いながら激しく動きまわったりしています。
ライブパフォーマンスというか、客の煽り方が上手いのでSiMのライブは基本的にめっちゃ盛り上がります。
BIGMAMA
BIGMAMAはメンバーにバイオリン担当がいる珍しいバンド。
ロックとバイオリンといえば、洋楽ロックに詳しい方ならアメリカの「Yellowcard」を思い浮かべるかもしれません。
BIGMAMAもその影響を受けているようです。Yellowcardよりもポップな曲が多い印象ですが、アップテンポな曲にバイオリンがよくマッチしてますね!