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先日、家族でユニバーサルスタジオジャパンに行ったときのこと。「バックドラフト」のファイヤーショーと音楽にすっかりやられてしまい、昔見た映画の感動がよみがえってきました。

そこで改めて「バックドラフト」の魅力をご紹介……しようと思ったのですが、予想もしないアクシデントに見舞われてしまいました。その顛末を以下に記そうと思います。特にファミリー層の方、必見ですよ。

バックドラフト (吹替版)
(2014-02-01)
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「バックドラフト」が公開されたのは1991年。かれこれざっと20年以上も前になります。監督はロン・ハワード。この後「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞監督賞を受賞した実力派です。

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殉職した父親と同じく消防士になった主人公兄弟は、正反対の性格。兄弟でもあり、父と子のようでもあり、そしてライバルでもある二人は、幾度となく衝突を繰り返します。
愛しているのに憎んでいる、そんな複雑な感情は、家族だからこそ抱いてしまうのかもしれません。
しかし、命を脅かす火事現場で、消防士として、男として、信念をかけて生きる姿を互いにぶつけ合ううち、もつれていた感情の糸も解かれ、再び強い絆で繋がっていくのでした。

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人生とは、真の強さとは……、などたくさんの男のロマンを詰め込んだ「バックドラフト」。昔はテレビで「○○洋画劇場」が週に3日くらいあり、「バッグドラフト」も何度か放送されたことがあります。しかし、最近ではそんな機会もめっきり少なくなってしまいました。

そこでこの名作をぜひ我が家の子どもたちにも見せたい……と思い、DVDをレンタルし、テレビにセットしたのです。しかし、ここに大きな落とし穴があったのでした。

ベッドシーンです!

昔、テレビ番組で放送されていたころは、時間枠の関係もあって、一部編集、カットされていることがほとんどでした。その際、かのシーンも、ある程度刈り取られていたことでしょう。

しかし、DVDにそんな配慮があろうはずもなく、消防士の兄弟のうち、ちゃらちゃらした弟が愛の営みを始めたのです! 凍り付くお茶の間。冷や汗をかきながらリモコンを握りしめ、早送りで対応しましたが、その数分後、なんと堅物のお兄ちゃんまで弟と同じ行為を始めてしまいました。
まったくなんて兄弟だ!
その後しばらくの間、お茶の間が気まずい沈黙によって支配されたのは言うまでもありません……。

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さて、前置きが長くなってしまいましたが、映画のこういったシーンは、昔からマーケティングには欠かせない要素で、切っても切り離せない関係なんですね。
しかし、インターネットに情報が氾濫する現代では、手元の個人端末で好きなだけエロコンテンツを見ることができます。もはや映画に「魅惑的な」シーンを加えようが加えなかろうが、客足に影響はないと思うのです。

一方、ファミリー層は、映画の興行収入を叩きだすうえでも重要なターゲットです。
R指定などのレイティングシステムもありますが、いっそ「ベッドシーンなし!安心してご覧になれます」とアピールした方がもっと分かりやすく、きっと喜ばれると思うのですが、いかがでしょう。

Image by Facebook/Backdraft , 写真AC

トップ画像出典http://www.photo-ac.com/main/detail/7450
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内野チエ
ライター。 Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。高校の3年間で1000本以上の映画を鑑賞、ときには原作と比較しながら楽しむ無類の映画好き。