渋谷駅前のスクランブル交差点で、サッカー日本代表のワールドカップ出場に歓喜するサポーター達を、見事な話術で整理・誘導した“DJポリス”が話題になったのは、2013年のことでした。
マイクを片手に、
「こんないい日におまわりさんも怒りたくありません」
「おうちに帰るまでが応援です」
「みなさんは12番目の日本代表」
と、ユーモラスに呼びかけ、おかげでこの日は大きなトラブルは皆無。すぐさまマスコミに取り上げられ、 “DJポリス”の名は瞬く間に全国区になりました。

 

なぜこんなにもDJポリスが賞賛されたのか? それは私達がもつ、警察官に対するイメージが関係しているように思います。まじめで、正義感にあふれ、お堅い人物……私達が思い描く、“ザ・警察官”のイメージとのギャップが、DJポリスを一躍時の人にのし上げたのではないでしょうか。

世界にも、私達のイメージをいい意味で壊してくれる愉快な警察官がたくさんいます。

 


お祭りで一般人に交じって踊りまくる、アメリカの警察官です。
ダンスとは無縁に見える大男なのに、なんて軽やかなステップ!なめらかな腰つき!!

 


こちらは路上でピアノを演奏する、チェコの警察官。
とがめることなく、ほほ笑みながら見守る同僚もステキです。

 


最後は、イギリスでの光景。
路上ライブをしている警察官がギャラリーをあおると、次第に歌声が大きくなります。警察官もギャラリーも、ノリがいい!

 

各国のギャラリーの反応が、日本と同様なのも興味深いです。
国が違っても警察官という職業は似たようなイメージで、またそんなイメージをくつがえしてくれる警察官の登場が、世界中で歓迎されているのだなとうかがえます。

 

近々では、5月末から6月初旬にかけて2015 FIFA U-20ワールドカップ、2015 FIFA 女子ワールドカップが続けて開催され、夏には世界水泳や世界陸上、都内の大きな花火大会も待機しているようです。
もちろん、一番見たいのは日本人選手の活躍や、美しい夏の風物詩!でも久々に、DJポリスの勇姿も拝みたいなぁなんて、ひそかに思ってもいます。
(阿部真奈美)

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