世にも珍しい郵便ポストが和歌山県のすさみ町にあります。正しくはすさみ町…ではなく、すさみ町の海の底と言った方がいいでしょう。
水深約10メートルのところにあるこのポストは、不法投棄でもなんでもなく、実際に使用することができる現役のポストなのです。専用のハガキに油性ペンでメッセージを書いて、ダイビングがてらお便りを出すことが可能。投函されたハガキは地元ダイバーによって回収され、郵便ハガキとしてきちんと郵送されます。
スクリーンショット (339)

出典:YouTube

このユニークなポストが設置されたきっかけは、1999年に開催された南紀熊野体験博にあります。マリンスポーツ推進イベントの一環で海中ポストが考案され、それ以来、観光スポットとして大活躍。2002年にはギネスブックに「世界一深い場所にあるポスト」として認定を受け、世界中の人々が知るところとなりました。

ハガキと言えば年賀状。お正月には鳥居が作られ、海中ポストから新年のご挨拶を出した人もいたようです。受け取った方もきっと喜ばれたことでしょう。舐めればちょっとしょっぱいのかもしれませんが……。
(内野チエ)

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内野チエ
ライター。 Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。高校の3年間で1000本以上の映画を鑑賞、ときには原作と比較しながら楽しむ無類の映画好き。