外国の情報サイトが紹介した「実際に存在する世界の美しい場所10」に、オーストラリアの「グレートバリアリーフ」やウクライナの「愛のトンネル」に並んで、福岡県北九州市の「河内藤園」が選ばれました。

 

 

藤の開花は4月下旬頃からで、5月いっぱいまで満開のシーズンとなります。淡いパステルカラーが春らしさを感じさせ、甘く幻想的な雰囲気を漂わせます。満開の藤のトンネルの中に入るとクラクラしてしまいそう。

 

北九州といえばコンビナートが建つ工業都市のイメージが根強く、花の名所と言われてもあまりピンと来ないでしょう。河内藤園はこれまで国内でもあまり知られていなかったスポットですが、インターネットを介して今や世界中で注目される有名な観光地となりました。

 

外国人観光客の中には、旅行会社が用意したツアーを巡るよりも、インターネット上のクチコミなどで自ら情報を仕入れ、個人旅行を楽しむ人も多いようです。つい先日の桜の時期にも、お花見スポットにたくさんの外国人観光客が押し寄せ、賑わいを見せていました。外国から国内の魅力を再発見させられるという逆転現象が、これからもっと増えていくのかもしれませんね。

 

 

河内藤園は紅葉も素晴らしく、秋には紅葉のトンネルを潜り抜けることができます。日本の四季の美しさを五感で楽しめる庭園、ぜひ足をのばして体験してみてはいかが。グローバル化が文化喪失の危機と一緒に論じられることもありますが、逆に文化の再発掘に役立つという頼もしい面を実感しました。

 

(内野チエ)

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内野チエ
ライター。 Webコンテンツ制作会社を経て、フリーに。教育、子育て、ライフスタイル、ビジネス、旅行など、ジャンルを問わず執筆中。高校の3年間で1000本以上の映画を鑑賞、ときには原作と比較しながら楽しむ無類の映画好き。