000出典:YouTube

 

随分昔は、企画書といえば広告代理店が書くものという風潮がありましたが、今ではあらゆる仕事において「提案型の営業」という言葉がごく普通に言われるようになりました。

アイデアなんて、持っているひとは持っているし、持っていないひとはさっぱり持っていないものですが、「誰もが」「企画」しないといけない時代……つらいですよね。

 

さて、冒頭のスプーンの写真。左のスプーンは本物のスプーンですが、右のスプーンは鉛筆で書いているトリックアートです。

ひとの脳には「騙し」がきく部分があるそうで、ある角度から鉛筆画を撮影すると、あたかも本物のように見える、つまり視覚の錯覚を活用しています。

 

以下の画像は、スケッチブックを半分立てかけて書かれているトリックアートです。

004出典:YouTube

 

 

制作途中の絵はこちら。普通に平面的に見えますよね。

003出典:YouTube

 

制作のごく初めの絵はこんなかんじです。完全に普通に絵ですよね。

002出典:YouTube

 

制作過程の動画はこちらです。

 

 

制作過程で、立体に見えるアングルをうまく探しつつ、陰影をつけたりしながら作成して様子を確認することができます。

 

トリックアートは、学校の美術の時間に学んだかと思いますが、昔から、「ある視点」で見ると「すごいふうに」見える、いわゆるスイートスポットを探すことに長けている天才がいるということです。

 

あなたが書いている企画書にだって、かならずスイートスポットが存在します。

奇想天外な天才のような企画って、ぶっ飛んでいることもあってか、なかなか評価されづらいものです。

それより「普通の企画」を「おいしそうな視点で」語ってみることで、全線全勝の企画書が生まれる。

トリックアートは、こういうことを教えてくれているのかもしれません。

 

(ひとみしょう)

 

シェア
ひとみしょう
作詞家・コピーライター・広告プランナーを経て、専業文筆家に。小学館 『Menjoy!』 での連載を経て、『ANGIE』初代編集長に就任(14年7月まで)。コラムの受賞歴多数。現在、連載9本を抱える。