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 出典:YouTube

青山の骨董通り沿いにある、隠れ家的な小さなショップ「Brift H(ブリフトアッシュ)」。アンティーク調の扉を開けると、そこは落ち着いた佇まいながらもラグジュアリーな雰囲気が漂う内装と、大きなウッドカウンターが設置された高級バーのような空間が広がっています。

しかしカウンターに並べられているのはお酒ではなく、様々な革靴とシューケア用品。ここは「靴磨き」という仕事の概念を根底から覆してしまった、新感覚のシューシャインショップなのです。
代表を務める長谷川裕也さんは、長年路上で修行しながら靴磨きのノウハウを独学でマスターしてきた叩き上げの職人。そのスキルを武器に靴磨きという職業の地位を向上させるため、このお店をオープンさせました。

「Brift H」の靴磨きの特徴は、靴のデザインや履き方、お客さんの雰囲気によって磨き方を変えること。単純にピカピカに磨き上げるだけでなく、その靴や履く人が美しく見えることを信条として磨き分けているのです。その感覚は美容師に近いかもしれません。

実はバーカウンターのような作業スペースは、その信条を実践するための設計でもあります。カウンター越しにお客さんと直接向き合い、コミュニケーションを大切にしながら磨くことで、より的確な輝かせ方を提案することができるのだとか。

一方、磨いてもらう側は、自分の靴が綺麗になっていく過程を間近で見ることができます。バーテンダーのようなスーツ姿のスタッフが、慣れた手つきで手際良く作業をする様子は、思わず見惚れてしまうほど。そして気がつけば、自分の靴が今まで見たことがないような艶を漂わせているはず。

男の身嗜みにとって、靴の手入れは基本中の基本。いくら清潔感のある髪型や服装を意識していても、靴が汚れていると全てが台無し。逆に綺麗な靴を大切に履いている男は、どこか佇まいにも余裕を感じることができます。

たまにはこんなお店で、お気に入りの一足を磨いてもらってはどうでしょう。きっと靴だけでなく、自分自身の男としての価値も上げてくれそうな、ちょっと特別なひと時を過ごせそうです。

(KUWA)