【ネコの鳴き声】と聞いてイメージするのは、普通はやはり『ニャー』や『ニャーオ』であろう。ところが、世の中にはものすごく変な声で鳴く猫が存在するのである。

一般的な鳴き声の『ニャー』や『ニャーオ』は主に食事の催促であったり、飼い主の気を引くときの鳴き声である。それ以外に、なでてもらっているときに出す『ゴロゴロ』という声や、あるいは威嚇するときに『シャー』という声などいくつかの声を使い分けるもののだいたい数種類に絞られるのが一般的である。しかしこの猫は、動画のタイトルにあるように『NO NO NO NO NO NO NO NO』と言ってるようにも聞こえる、甲高くそして耳に残る不思議な鳴き声である。なぜこんな声で鳴くようになったのか、名探偵になった気分でその原因を推理してみたいと思う。

まず前提として周りに親猫や他の猫がいれば、おそらくその影響を受けて同じように鳴くであろうから、こんな鳴き声にはならないのではないか。なぜなら基本的に普通の猫は(他の動物もそうであろうが)子猫の頃に主に親猫(や他の猫)の鳴き声を聞き、それを真似して鳴くことの積み重ねで自分の声にしていく、つまりある種サンプルとなる声をコピー&ペーストしていく部分があるからである。ということは、この猫は周りに猫がいない状況・環境で他の何かに影響を受けて、言い換えれば真似をしてこんな鳴き声をしているのではないか?

そう考えてこの猫の声に似ているものは何だろう?と考えてみる・・・。人間の笑い声だ!甲高い声で笑うおばちゃんの声に似てるぞ!いや、でもおばちゃんの笑い声よりも少し人工的な感じもする、そうだ『笑い袋』だ!!それも新品ではなく電池が切れかけた『笑い袋』だ!!!

どうだ!電池の切れかけた『笑い袋』に似ているではないか!!ということは、この猫は【電池の切れかけた『笑い袋』】を真似て、こんな声を出しているのだ!!きっと周りに【電池の切れかけた『笑い袋』】がある環境で育ったのであろう。
いや、ちょっと待てよ。いったい世界中にどれだけの家庭がそんな都合よく【電池の切れかけた『笑い袋』】を持ってるって言うんだ!?『笑い袋』を持っている家庭すらかなりの少数派だと思われる中、それが電池が切れかけてるなんてケースはこの動画のアップ主以外ほぼゼロに近いと言えるのではないか?

推理は降り出しに戻った。別の可能性、別の似ている音を考えてみることにしよう。甲高く、それでいて微妙に磨り減ったような音・・・。最近テレビの旅番組で似た音を聞いたことがあったような・・・。あれは踏切の音だったぞ、確か。なんか電池が切れかけてるような音の踏切がどこかの鉄道にあるという話だったが・・・。そうだ、これだ!

これは近畿日本鉄道【近鉄】のとある駅の踏切の音である。電池が切れかけてるのでは?と思われがちだがこれがデフォルトな状態である。更に調べると近鉄沿線にはこれ一つだけではなく、いくつかこんな音を出す踏切があるということがわかった。
ということは・・・全ての謎は解けた!この猫は近鉄沿線の踏切近くの家で飼われていて、その音を聞いてるうちに真似するようになってあんな鳴き声をしているのだ!よしこれで決まりだ。真実はいつもひとつ!!

・・・というふうに筆者は勝手に妄想しておりますが、もしかしたらこんな感じで猫につっこまれるかもしれません。

(ツッコミを入れてる猫にアテレコ)

猫:『勝手に決めつけてんじゃねえよ!』

・・・はい、すみません。この柴犬のように、しばらくおとなしくしてます。

(ことり)

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ことり
日本全国を彷徨う旅人。温泉に入ったり、美味しいものを食べたり、美しい景色を眺めたりするるのが至福の時。それでいてテレビ好き、芸能好きなアウトドア派かインドア派か自分でわからない人です。