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重要な機密書類を持って電車で移動中、お腹の調子が悪くなり思わずトイレに駆け込んだこと、みなさんもよくありますよね。
そんな時は大体、トイレの個室の前でライバル会社に雇われた殺し屋がサイレンサー付きの銃を構えて待っています。トイレは駅の中でも目立たない所にあることが多いので、暗殺にはもってこいなのです。
何も知らないあなたは用を済まし、開放感から勢いよくトイレットペーパーを「カラカラッ」と巻き取ることでしょう。そして水を「ジャーッ」と流して、すっきりした顔でドアを開けた途端にズドンッです。

これがもし、あなたが殺し屋だったらどうでしょう?
ターゲットがトイレに入るのを確認。あなたはチャンスとばかりに後を追います。洗面台で銃にサイレンサーを装着させます。トイレは壁で囲まれており、相手の様子が分かりません。そんな状態で撃つのはあまりにもリスクがあります。もし外せば反撃に遭うのは必至です。ここはやはり出てきたところを撃つのがセオリーでしょう。
ドアの前で銃を構えるあなた。しかし、ここは駅のトイレです。いつ人が来るか分かりません。銃を構えた姿を見られたら確実に通報されますので、コートの内側に隠しておきましょう。ターゲットが出てくる直前に構えればいいのですから。

では、いつ銃を構えるのが最適なのでしょう?
そこで重要になってくるのが「音」です。水を流した音が聞こえたら構えればいいのでは?いいえ、それでは危険です。
もし、ターゲットが流すと同時にドアを開ける人だったら?その音が「音姫」だったら?流さないのがポリシーだったら?ミッションは達成されません。

それではどの音が聞こえた時か?もうお分かりですね。
そうです!トイレットペーパーの「カラカラッ」です。お尻を拭きとった後、長居する人はいません。また、ズボンもはかなければならないので、すぐにターゲットが出てくることもありません。ですから「カラカラッ」が聞こえたら、銃を構えればいいのです。

殺し屋の立場に立って考えれば、トイレで「カラカラッ」がどれだけ危険な音かお分かりいただけたと思います。
ではどうすれば安心してトイレを済ますことができるか?そこで、画期的なアイテムの登場です。

これを使えば殺し屋に銃を構えるタイミングを与えません。わざわざ「今から出ますよ」と教えてやる必要はないのです。
「カラカラッ」が聞こえないのにトイレから出てきたあなたに殺し屋は面食らい、銃を構える前にパンチ一発で危機を回避できます。

しかし、その場は回避することが出来たとしても、次々と新たな殺し屋がやってきます。
ですから、機密書類は持ち歩かないことをおすすめします。

(ゴッシー)

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ゴッシー
テレビやイベントの構成作家をやっております。 基本的にはネガティブ。 よく出没する場所は六本木、新宿、半蔵門。 ヤンキー怖い。