ライダー達が同じカーブで、まるで吸い寄せられるように次々と転ぶ!いったい何が起きてるんだ!?

海外のとある山道の一見なんてことないカーブ。そこに差し掛かったライダー達が車体を倒して曲がろうとすると何故か転倒してしまう。それも1台や2台ではなく何台も。日時もバラバラ、バイクもライダーもバラバラ。ヤラセ?それともマジ?まずは映像をご覧ください。

もしもこれがヤラセだとしたら、これだけのバイクとライダーを調達し後々修理する手間や怪我の治療費等々、金銭面を含めどう考えても割にあわない。ネタばらしがあるわけでもなく、ドッキリ的なテレビの企画というのでも無さそう。地面に何かスリップするような液体や物体がまかれてる形跡は確認出来ず、悪質なイタズラということでも無さそう。そして雨や雪などで滑りやすくなってる様子も見受けられない。原因はいったい何?

様々な説がささやかれる中、筆者がこれだ!と思った説をご紹介しよう。上り坂が下り坂に見えたり逆に下り坂が上り坂に見えたりする錯覚で俗に『ゆうれい坂』『おばけ坂』、学術名で『縦断勾配錯視』と呼ばれる現象がこちらである。

手前から奥に向かっての坂。一見下り坂に見えるがタイヤのホイールは手前に向かって転がっている、つまり本当は上り坂。これは沖縄の久米島にある『おばけ坂』と呼ばれる坂で、道の両側の傾斜と奥の坂の勾配の関係で下りと上りを錯覚してしまう。
ゆうれい坂図解
出典:http://b-spot.seesaa.net/article/125033116.html

最初のカーブに話を戻すと、同じ様な錯覚がこのカーブでは左右で起きうる。コーナーの半径の割に路面に傾斜が少ない、もしくは傾斜が無い、いわゆる“逆バンク”という状態になっていて、ライダーは周りの山の傾斜との対比でカーブの傾斜(左右の高さ)を正しくを認識出来ずに、コーナリングに失敗し転倒しているのではないか!?

人間のものの見方は周りの状況・環境に影響され、場合によって錯覚を起こし間違ったジャッジをしてしまう。それをまさに実証する事案ではなかろうか。

(ことり)

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ことり
日本全国を彷徨う旅人。温泉に入ったり、美味しいものを食べたり、美しい景色を眺めたりするるのが至福の時。それでいてテレビ好き、芸能好きなアウトドア派かインドア派か自分でわからない人です。